虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

2016-06-19から1日間の記事一覧

ベニモンアオリンガの幼虫発見

6月上旬、自宅前の歩道のツツジの新芽に食い込む汚らしいイモムシを発見。胸が高鳴ります。そうです。この小汚いイモムシこそ、あの可愛らしいベニモンアオリンガの幼虫なのです。 今年4月に銀座の街角で見つけた、両頬をバラ色に染めた、純真な少女のよう…

魅惑のハムシワールド・アオバネサルハムシは色とりどり

アオバネサルハムシは色々な草にいますが、一番見つけやすいのはヨモギ。こんな食痕があったら… 生長点近くの若い葉が開きかけているあたりに、何匹もまとまっていることがよくあります。 若い葉を開いてみると、色とりどりのハムシたち。胸部も鞘翅も全然違…

ベランダのアケビはこの子のために

5月上旬に見つけたアケビコノハの幼虫。まだほっそりとして、小柄な子でした。 今年はベランダのアケビが大きく育ったので、養子を迎える準備は万端です。毎日むしゃむしゃとアケビの葉を食べますが、幼虫1匹なら十分すぎる葉が用意されています。「今日は…

魅惑のハムシワールド・クルミハムシ(天井からぶら下がるエイリアン蛹)

5月29日にオニグルミの木で見つけた腹パンパンのクルミハムシ。 ハムシのお母さんは、どれもお腹が重そうで、大変ですね。弱い虫はたくさんの卵を産んで子孫を残そうとするのでしょう。 持ち帰ったらすぐに産卵しました。 たくさん育てるのは大変なので、…