虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

師走の虫探し・フユシャク編その①

 冬の虫探し。「これを見ないと年が越せない」、と言えば、やっぱりホルスタインこと、チャバネフユエダシャクの♀。

フユシャク探しは、木柵の多い公園が楽ですね。東京近郊では、川崎の生田緑地とか、横浜の舞岡公園とかが有名所。でも今年は全般に少ない感じ。ホルスタインに会えないまま、お正月なんて悲しいですよね。

23日の捜索でまず見つかったのは、定番中の定番、ウスバフユシャク。
イメージ 1

♀はたぶんこれです。
イメージ 2

 次は、クロオビフユナミシャク。♂が何匹かいましたが、去年大豊作だった♀がなぜか見当たりません。
イメージ 3

これはたぶん違うフユシャクの♀。
イメージ 4

でも、ホルスタインの姿はありません。まだ時期が早いのか。と、思ったら♂がいました。俄然やる気が出てきます。
イメージ 5

でも結局、この日は♀には会えず。寒い中、一日歩き回って、疲労困憊です。中高年にフユシャク探しは厳しい。