虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

虫ガール界に超新星現る…かも。

 5日は虫ガール界の超新星誕生を予感させる瀬戸山知佳さんと、多摩川周辺で虫探し。虫歴は18の頃からと、まだ短いのですが、虫熱はかなりのもので、自らカメムシTシャツをデザインしていて、商品化の動きも。
 7月11日~8月10日まで池袋ジュンク堂7Fで開かれる鈴木海花さんプロデュースの「大昆虫展2015」で、カメムシTシャツをお披露目の予定です。
イメージ 1

 上着が風になびくと、涼し気なカメムシ柄のTシャツが陽光に輝き、アカスジキンカメの成虫、幼虫たちが一斉に自己主張を始めます。まさに夏の虫探しにぴったりの高級昆虫感あふれるデザインですね。
 大昆虫展の場で購入できるかもしれないので、「気に入った」という方は、是非大昆虫展へお出かけください。アカギカメムシ版も、制作中ですので、昆虫展に出展されるかもしれません。

 5日の虫探しの一番の収獲は、このシジミ蝶の幼虫。ウラナミアカシジミあたりではないかと思われます。
イメージ 2

 アヤモクメキリガの幼虫もいました。成虫はあまり見たくない系の蛾ですが、幼虫のデザインは最高です。
イメージ 3

 カラスアゲハです。背景の汚さと蝶の美しさが絶妙のコントラスト?
イメージ 4

 キアゲハはセリに産卵中。卵を確認しました。
イメージ 5

イメージ 6

 虫探しに余念のない瀬戸山さん。アウトドア女子のあるべき姿ですね。
イメージ 7

 被写体は、このジョウカイボンか、それともこのクビキリギリスか、ナナフシモドキか。

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

 残念なことに、瀬戸山さんは今月半ばから、アルゼンチンに長期滞在することに。なので、無理を言って記念撮影です。
イメージ 11

 もう少しアップがいいですよね。

イメージ 12

 日本を離れることになっても、瀬戸山さんは昆虫愛を断ち切れず、アルゼンチンでも、アナコンダの調査のかたわら、エコツーリズムの企画に絡んで虫のパンフやミニ図鑑の制作に携わる計画だそうです。
 アルゼンチンからの便りが楽しみですね。アルゼンチンの虫、絶対見たいですよね。活動拠点のフォルモサ州は、パラグアイに隣接する亜熱帯の地。瀬戸山さんの昆虫熱に油をそそぐような、すごい虫がいるに違いありません。