虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

いくぜボルネオ虫紀行⑫=ベランダでお手軽虫撮り

insects of kinabalu park ④

 3月23日夕方の大雨はすぐに上がり、涼しい夜がやってきました。心地よい風に吹かれながら、ホテルの部屋のベランダでお手軽虫撮り。極楽気分ですね。
 虫記者が泊まった公園内のホテル、リワグスイートでは、ベランダで十分ライトトラップの雰囲気が楽しめます。まずは、小手調べに蛾を撮影。
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 アカスジシロコケガ系。恐らく上が♀、下が♂だと思います。

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 日本でもよく見かける系のアオシャクです。

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 スジベニコケガ系です。

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 日本ではまだ出会いがないスカシエダシャク

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 こちらも、レース編みのような素敵な透かしが入っています。

 以下は、その他いろいろ系。だんだん、いい加減になってきました。
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  ホテルの玄関や食堂も、虫好きにとっては、嬉しいトラップです。ヤママユの仲間が玄関で出迎えてくれました。
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 公園内の道は、ところどころに街灯と東屋風シェルターがあって、夜でも安全です。万一急に雨が降っても、シェルターでやりすごせます。夜は、この街灯、シェルターの明かりを見て回るだけでも、いろいろな虫に会えます。公園内のホテルは外よりちょっと値段が高いですが、虫好きなら、泊まるメリット大ですね。
 ただ、木道には時々落とし穴があるので注意。ヘッドライト、懐中電灯があった方がいいです。

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 たまに、こんな落とし穴がありますが、翌日には修理されてました。比較的良くメンテされています。