虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

いくぜボルネオ虫紀行⑬=コノハムシ♂は飛ぶ

insects of kinabalu park ⑤

 リワグスイートの食堂は、あまりメニューの数がないので、何日かいたらすぐに食べ飽きてしまします。しかし、食堂前のベランダは、夜は色々な虫、昼間はいろいろな鳥が来るので、見飽きることはありません。

 キナバル公園到着の夜、生まれて初めて、自力でコノハムシを見つけました。と言っても、木の葉に擬態しているところを、見破ったわけでありません。♂が食堂の明かりに勝手に飛んできただけです。
 細くて、小さくて、あまり見栄えのしない種類ですが、それでも嬉しいじゃないですか。
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 ホテルの玄関前には、小ぶりの熱帯タマヤスデもいました。小ぶりとは言え、ダンゴムシと比べれば相当に大きいです。でん六のマメ菓子ぐらいのサイズでしょうか。
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拙著「昆虫記者のなるほど探訪」でも、アジアの虫撮りの穴場をたくさん紹介してます。海外旅行の際には、是非異国の虫に注目を。グローバル化で人間界の異国情緒は乏しくなっていますが、虫の世界はまだまだ異国情緒たっぷりです。
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