住宅街の裏手の大きなエノキ。その下の通路の手すりにヒオドシチョウの幼虫がいっぱい。毒毛虫のように見えますが、蝶の幼虫です。上から落ちてきたのか、それとも、蛹になる場所を探して下りてきたのか。
テングチョウの幼虫もいます。テングチョウもエノキが好物ですね。
近くでは、アシナガバチが、せっせとイモムシ肉団子を作成中。このままでは、イモムシたちは次々とアシナガバチの餌食になってしまうかも。
幼虫をハチの魔の手から救出するとの言い訳で、何匹か幼虫を持ち帰ることにしました。
ヒオドシの蛹は、ザトウクジラに似ているような似ていないような。
無事羽化しました。
テングチョウの蛹です。
こちらも無事羽化しました。
なるほど、カラス天狗のような顔です。
今頃低山地に行くと、テングチョウが何十匹も道端や広場に群れている光景に出合います。エノキを見上げると、すさまじい数の蛹。羽化後の抜け殻もあれば、羽化直前のもあります。
アシナガバチや寄生蜂にか片っ端から食べられてちょうどいいんですね。