麻由子ちゃんと言えば、やっぱりナナフシです。同じボルネオの同じキナバル公園でも、誰が探すかで、見つかる虫が、全然違います。麻由子ちゃんの目で探すと、擬態の名手であるはずのナナフシの姿が次々に暴かれていきます。
熱帯ならではの苔に擬態したようなナナフシが色々。
そしてぶっといトゲナナフシの仲間。とまっている植物はシダの仲間のスパイクモス(イワヒバ)でしょうか。ナナフシの胴体の模様自体がまるでシダ植物。擬態なのでしょうか。絶妙の取り合わせですね。
これは幼虫か。小さいときからこんなゴツゴツした姿なら、どんな怪物のような成虫になるのか興味津々。
ごっついサカダチコノハナナフシ系のもいます。日本にはいないですからねー。垂涎物ですね。
いかにもナナフシ、まさにウォーキング・スティックといった、細くて長いのも色々。
日本ではナナフシの種類が限られているので、麻由子ちゃんのようなナナフシ・ファンも多くはありません。でも、東南アジアはナナフシ天国。「日本列島が東南アジアにあったら良かったのに」なんて思うのは、虫記者と麻由子ちゃんだけでしょうか。