虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

アカスジキンカメの新たな穴場、ベニカナメモチ

 先週末に訪れた代々木公園。週末はすごい人出です。
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 原宿駅側の入り口から入るとすぐに、ベニカナメモチ(レッドロビン)の生垣があります。新葉が赤くてきれいなので、都会の生垣に最近多用されているあの木です。ベニカナメモチと言えば、ルリカミキリですが、ここではなぜかあまり見かけません。
 代わりにたくさんいたのが、アカスジキンカメムシ。20匹以上はいたと思います。今頃が羽化の季節のようで、この時期には終齢幼虫と成虫が一緒に見られて、とってもお得です。

 この葉には4匹まとまっていました。超お得です。
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 代々木公園はアカスジキンカメの多い公園で、成虫はゴンズイの実で、秋の幼虫はミズキでたくさん見られます。ベニカナメモチにもこんなにいると言うことは、ベニカナメモチの赤い実も好物なのでしょうか。要チェックのポイントが増えました。

 自宅から徒歩5分の小さな公園にも、アカスジキンカメの幼虫、成虫が5、6匹いました。灯台下暗しです。
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 アジサイの新葉が丸まっている中にくるまれているのが、定位置ですね。