虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

昆虫記者の原点・虫の宝庫は鳥を呼ぶ

 マレーシア・フレーザーズヒルが虫の宝庫なら、当然虫を食べる鳥も色々います。と言うか、ここは虫に関しては無名ですが、バードウォッチャーの間ではかなり有名な鳥の名所なのです。

 ですが、虫記者の目的はあくまで虫なので、鳥は、「撮って、撮って」としつこくせがんでくるやつぐらいしか撮りません。鳥見の人が虫を撮る場合は、もっと冷たい態度なので、虫記者を非難してはいけません。

 まずは幸せの青い鳥。たぶんヒメオウチョウというやつです。青い鳥が目の前に現れれば、幸せに飢えた虫記者はやっぱりシャッターを切ってしまいます。
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 バナナの花に来ていた黄色くて、くちばしの長い鳥は、タテジマクモカリドリというようです。バナナの花が特にお気に入りのようで、他の人の写真をみても、半分はバナナの花とのツーショットです。いつまでもバナナにまとわりついて、逃げようとしませんでした。
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 あとは、ハトの仲間が多いようです。残念だったのキンバト(英語ではエメラルド鳩)がたくさんいたのに、撮れなかったこと。夕方に細い車道沿いのあちこちに出てくるのですが、タクシーの車窓からでは撮影は無理でした。

 これはアオバトの仲間。
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 これはヒメオナガバトと言うようです。フレーザーでは一番多いハトです。
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 たいして見栄えは良くないですが、マウンテン・インペリアル・ピジョン(ヤマミカドバト)という、たいそうな名前の大型の鳩です。
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 サルは、ブタオザルと、カニクイザルが車道沿いに出てきます。人の持ち物などに悪さをするのは主にカニクイザルだそうです。リーフモンキーは高い木の上に居て、車道には出てきません。

 電線を渡るカニクイザルです。
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 イチジクの実を食べるリーフモンキーです。
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 水辺の定番のミズオオトカゲなど、トカゲもあちこちに。
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