荒川の土手にはヨモギが生い茂っています。ヨモギハムシは、今頃でもまだ、寒さに負けず、熱々カップルぶりを発揮しています。
産卵する際には、こんな風にヨモギの葉をクルクル丸めて、その中に卵を隠すことが多いようです。真冬にヨモギが枯れると、この葉っぱのかたまりが卵のゆりかごになるのでしょう。
丸まった葉を開くと、こんな卵が出てきました。
成虫越冬する系のハムシは、天気のいい日に電柱に集まってきます。たぶん越冬場所に好適な枯れ木と勘違いしているのでしょう。
この日はトホシクビボソハムシが来ていました。
「えっ、どこがトホシなの」と言われそうなゼロ星が多いですね。詐欺じゃないかと非難されそうなので、必死で周辺を探すと。
いました。ちゃんと星のあるやつが。目立つのは八つの星。あと二つは両肩に出るはずなのですが、きっちり十の星になっているのは、結構少なくて、シーズンオフの冬に見つけるのは難しいですね。