タイのカオヤイ国立公園シリーズもようやく道半ば。急がないと次の海外旅行(マレー半島のタマンネガラにしようかな)までに、ゴールにたどり着けない可能性が。
今回はゾウムシ系です。なんかノロノロした印象ですね。一番印象に残ったのが、このグルグル渦巻き模様のゾウムシ。この模様に何か意味があるのでしょうか。
蔓草の巻きひげにでも擬態しているのでしょうか。確かにこんな風に
蔓草っぽい植物にいたのですが、緑の蔓草に茶色の渦巻きでは、全然擬態になっていません。このグルグル暗号の解読は難しいですね。
そして、クチブトゾウムシの仲間らしき者たちです。
これは、町中から山の上まで、あちこちに姿を見せる一番多いゾウムシですが、なかなかの器量良しです。
こちらは、見るからに固そうな甲羅のゾウムシ。
ありきたりの姿のオトシブミは、ありきたりの姿の揺籃を作っていました。
そして、ゾウムシは鈍重という印象を見事に打ち破ったのが、このちょっと変わった姿のゾウムシ。シギゾウムシのような長い口吻を持ち、胸部の下の方から2本の大きなトゲが突き出ています。こいつらが、また、異常に速い足取りで走り回り、なおかつやたらとブンブン飛び回ります。ほとんどハエと同じ動きです。
カメラのピントを合わせる間に、モニターの枠外へ飛び去ってしまいます。憎たらしいやつらです。憎しみを込めて、ハエ男ゾウムシとでも名付けてやろうと思います。