虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

ハムシ色々。最後はやっぱり黄金の指輪です=タイ・カオヤイの旅

 タイのカオヤイ国立公園シリーズ。今回はハムシ。ちっこくて、どうでもいい感じのハムシですが、オリンパスTGみたいなマクロ系にかなり特化したカメラを持つと、ちっこいものを撮りたくて、撮りたくてたまらなくなります。どうでもよかったハムシが、お友達になります。アメリカのSF映画ミクロキッズの世界に入り込んだような興奮が味わえますね。

 しかし、熱帯のハムシは結構大きいのが多くて、顕微鏡モードなんて不要なのもいます。

 これも、コガネムシかと思ってしまう、かなり大きなハムシでした。
イメージ 1

イメージ 2

 これは大型のテントウムシだと思ったのですが、触覚を見ると、もしかしてテントウ擬態のハムシ?。いまだに確信が持てません。
イメージ 3

 こちらは形も変なので、たぶんハムシではないと思いますが、何なのか正体が不明なので、身元が明らかになるまで、一応はハムシコーナーに留置しておきます。(TAMIさんの指摘によると、恐らくカッコウムシの仲間ではないかとのことです)
イメージ 4

 これはかなり小さなハムシです。ようやく顕微鏡モードが活躍できます。
イメージ 5

 そして、お待ちかねカメノコハムシ系。熱帯はカメノコハムシ系が豊富で楽しいですね。蔓草なんかの葉に丸い食痕がボコボコ空いていたら、カメノコ系がいる可能性大。片手にTGを構えてから、葉っぱをひっくり返してみましょう。
イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10
 背中に星を散らしたようなようなのが多くて、星空が夜中に地上に落ちたまま、空に帰り損ねたような感じです。

 そして、最後はキンキラキンのカメノコハムシ。これはもう、指乗せせずにはいられませんね。マンネリ、芸がないと言われても、やめららないのが、このカメノコハムシの黄金の指輪です。
イメージ 11