恐らく、それは、忘れたい悲しい出来事があったためでしょう。無意識のうちに、記憶を葬り去ろうと、写真を捨ててしまったのでしょう。
なので蝶などの望遠系の写真は全く撮れていません。悲しいですね。春の小石川と言えば、なにをさておいてもツマキチョウなのに。
と言うことで、何と、ほぼ接写専用のオリンパスTGで、そっと、じりじりと近づいて、ようやく撮ったツマキチョウのメスです。
オスは全く近づくことができず、こんな点のような写真しか撮れませんでした。
なので、あとは接写系の写真ばかりになります。
パワーショットが使えないならばと、本体とレンズを切り離して使えるという画期的カメラ、カシオのエクシリムでの虫撮りに挑みます。こういうカメラの被写体には、逃げない芋虫が最適ですね。
心休まる風景を間に挟んで
昔はこの売店のたばこの窓口で、入園券を買ったものですが
今は入口に券売機が設置されています。
そして、またTGで接写系。
桜にはムネアカアワフキ♂♀がセットで。
シシウドの常連、ヒメシロコブゾウムシです。ヤツデにもいますが、こうしてわんさといるのは、たいていシシウドですね。あと、意外なところでは、日比谷公園で一面に繁茂するヘデラにたくさんいます。ヘデラもヤツデと同じウコギ科なんですね。
まるで陶磁器のような質感です。
あとは、キイロテントウとか、ナガメとか、ナナフシとか、どこにでもいる連中。
そして春だけしか見られないビロードツリアブ。これ、飛んでるところをTGで撮るのは大変なんです。
これまでは、結構難しかった虫とのツーショットですが、エクシリムのお陰で簡単に撮れるようになりました。でも、インスタ映えを意識した自撮りに重点を置いたカメラなので、シャッター半押しができないなど、虫撮り用には使い勝手が今一つ。今後の機種で改善を期待したいところです。