JRの最寄り駅の原宿は、外国人も多くて、休日はすごい人出になります。
でもまだ春、5月初めなので、大した虫はいません。
今頃の季節、立ち枯れっぽい木には、トガリバアカネトラカミキリが数多く見られます。今回も5、6匹いました。
まずは太いケヤキの幹に一匹。
そして、立ち枯れの細い木には、カップルが。
正門を入って右のバードサンクチュアリの囲い近くに、イタドリが群生しているところがあります。ここには、数は多くないですが、たいていイタドリハムシがいます。
なぜかキイロトラカミキリも、イタドリにいました。
白い粉に覆われたコフキサルハムシは、オニグルミで見かけることが多かったのですが、ここでは、カツラのひこばえにたくさんいます。なぜか、カツラ専門です。
エゴノキに揺籃がブラブラしていたら、
やっぱりいました。エゴツルクビオトシブミ。
エゴの花には、ヒラタハナムグリ。
ミズキにはキアシドクガの蛹。
でもキアシドクガの蛹は、食樹のミズキに付いているよりも、その近くの柵や壁に付いていることの方が多いですね。こんな人目に付くところにもあります。
クワガタは、まだコクワガタしか見つかりません。
ナミテントウは、産卵しているのかと思ったら、仲間の産んだ卵を食べていました。仲間の遺伝子を駆逐して、自分の遺伝子を残そうという、ずるい作戦ですね。
モデルさんの撮影会もあちこちで開かれています。
モデルさんも美しいですが、ヒメジョオンの花とヒメマルカツオブシムシの取り合わせも、なかなかのものです。
超雑草のヒメジョオンと、超雑虫のヒメマルカツオブシムシ。誰もわざわざ写真なんか撮りません。誰からも相手にされないこういう虫に、なぜか親近感を感じてしまう自分が悲しい。