うちのマンションはハマヒサカキにぐるりと囲まれています。当然ホタルガが発生します。しかし、これまでは、気になるほどの大量発生はなかったのです。ところが今年は、箒で掃いて捨てるほど発生。住民も、掃除のおばさんも「何なのこれ、気味悪い」と大騒ぎになっています。
玄関です。
住戸の窓です。
思い起こせば4月末、壁に黄色と黒の可愛い幼虫がたくさん張り付いていたのでした。
思い起こせば4月末、壁に黄色と黒の可愛い幼虫がたくさん張り付いていたのでした。
壁の角には、繭が幾つも。
成虫のホタルガは、一匹ならまずまずきれいとも言える蛾なのですが、大量発生すると、ただただ気味悪いだけ。
幼虫が食べるハマヒサカキの生垣の中にも、成虫がたくさんいます。
これ以上の発生を防ぐため、壁の繭をそぎ落としたら、中から羽化直前の蛹が出てきました。
エレベータに乗り合わせた住民はみな、この蛾を話題にしているので、間もなく理事会の議題になって、一斉駆除されるものと予想されます。天敵の少ない都会の虫は、こうして大量発生、一斉駆除というサイクルを繰り返すのです。