ご近所の街角の虫=クチナガチョッキリ
東京・江東区のご近所。幹線道路沿いの雑草の茂みにクチナガチョッキリがいました。アオツヅラフジという雑草の実が好物です。この雑草は意外にしぶとく、都会の生垣を這い上っていたりするので、クチナガチョッキリもしぶとく都会に生息しているというわけです。
1匹のメスをめぐって2匹のオスが争う構図のようです。
交尾しているところに割り込んでくるなんて、人間ではちょっと考えられない三角関係ですが、虫では日常茶飯事ですね。
2匹のオスは組んず解れつしているうちに、共倒れとなって下に落ちていきました。しかしメスは何事もなかったように、食事に専念しています。女は強く、男はみじめですね。
ついでに、いつもフヨウの葉にいるイモムシです。フタトガリコヤガという蛾の幼虫らしいです。幼虫はわりときれいで目立つので、しょっちゅう見つけるのですが、成虫は地味な蛾なので、いつも見過ごしているに違いありません。