この干潟の常連で一番写真写りのいい鳥は、セイタカシギですね。見える範囲にいたのは6羽ほど。作り物のような、長くて細くて赤い足が売りです。この長い足のおかげで、岸から離れた安全な場所で、水面に片足立ちしているような姿で眠ることができるのでしょう。
でも足が長すぎて、餌をとる際にはバランスを取るのが難しそうです。
その他の鳥は、地味なシギとコガモとサギが多め。
魚の群れがやってきたようで、突然水面が激しく波立ちました。すると、一斉に集まってきたのは、サギとウ。
天気が悪かったので、うまく撮れませんでしたが、ウが次々と魚を捕まえて、文字通り鵜呑みにしてました。生で鵜飼を見たことはないのですが、きっとこんな感じなのでしょう。
漁が終わると、ウは一斉に泳ぎ去って行きました。
そして、いつものフイッシュ・ウォッチング。ここでは確実にアカエイが見られます。今回は運よくカップルに出会いました。求愛は成功したのかどうか不明です。アカエイとセイタカシギが一度にみられる場所は数少ないでしょう。東京近郊ではここだけかも。
帰りの夕暮れの風景です。
セイタカシギは、いつもの片足立ちで眠っています。
サギは杭の上がねぐらのようです。
そんでもって、本命のシジミチョウの集団越冬は見られたのでしょうか。それは昆虫の書庫に続きます。