虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

東京で年を越すウラナミシジミ

 12月末の江東区木場公園。ここは何と、新年までウラナミシジミの姿が見られます。
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 ミドリアムの周囲に外来のマメ科の蔓草が植えられていて、冬でも枯れないので、関東では越冬が難しいと言われ、秋に死滅拡散する姿しか見られないウラナミシジミが、成虫や幼虫で年を越しています。ここでは越冬も可能なのかもしれませんね。

 まずは成虫の姿です。ボロボロのもいますが、しっかりした羽のもいます。
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 そして幼虫。こんなに大きな幼虫はたぶん冬を越せないでしょう。
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 卵や、つぼみの中に隠れた小さな幼虫なら年始の寒さに耐えられるかも。応援したくなりますね。