先週末に超充実のシンガポール虫旅から戻ってきました。そしたら何と、ヤフーのブログのサービス終了のお知らせが入っているではないですか。そこでブログ移転に備えて、はてなブログでも記事を書いてみることに。
帰国後にベランダの植物(ほとんどが虫の餌用)を眺めると、笹の葉の裏側に何やら怪しい人影、もとい、虫影。だいたいベランダの植木鉢にただの笹を植えていること自体怪しい。怪しさ2倍ですね。
裏側を見ると「オオ!」。厳しい冬を乗り切ったヒカゲチョウの幼虫の凛々しい姿が。
猫顔の可愛いやつです。
特にこいつは、体側に斑紋があるおしゃれな逸品。これまでの経験では、斑紋のあるのは5匹か、10匹に1匹ぐらいの少数派です。まだかすかな白い点ぐらいの斑紋ですね。
数日後に見ると、斑紋が黄色くなって、茶色のアクセントも付き始めていました。今後の成長が楽しみです。でも蛹化する際に遠い旅に出て、行方不明になることが多いので、その前には保護してやらないといけません。世話の焼けるやつです。
シンガポール土産を1匹。東南アジアの至る所にいる種類のハゴロモですが、なかなかの美貌。小さくて気付かれにくい存在ですが、お気付きの際には是非記念写真を撮ってみて下さい。
普通のハゴロモでさえ南国風ですね。