いよいよ大嘗宮です。平日の午後に仕事を早く切り上げて行ったので、長蛇の列に並ぶこともなく、スイスイと入れました。
これが大嘗宮。真夜中の儀式の際の神秘的な雰囲気とは違って、簡素で素朴な神殿という感じです。
経路は、普段入れない坂下門が入口になっていました。
入ってすぐ左手に見えるのは、宮殿を訪れる賓客が到着する場面でよく目にする車寄せ。
そして宮内庁の建物の前を通過。宮内庁前には、案内のためでしょうか、各国語の通訳をする女性がたくさんいました。外大の学生アルバイトみたいな雰囲気の若い女性ばかりで、宮内庁の建物よりも、彼女たちの方に気をとられます。
富士見櫓の下を通ると、あとはいつもの東御苑内のコースになります。
大嘗宮は、色彩も装飾もほとんどないので、近づいて見ても、遠くから見たのとあまり違いがありません。写真は遠景で撮った方がいいようです。
帰りはいつものコースで大手門から出ました。途中の虫たちは、寂しい晩秋の雰囲気を漂わせるものばかりでした。
いろどりが寂しいので、最後に東御苑二の丸庭園の華やかなヒレナガニシキゴイの写真をどうぞ。