今回は、ほんとうにどうでもいいネタです。
ある日、息子が携帯で、ご近所の動物写真を撮ってきました。
「可愛い猫がいたから見て」と携帯画面を見せます。息子の言う「可愛い」はいつも「どこが可愛いのか、理解不能」のことが多いので、昆虫記者と妻は「またか」という感じで、画面をのぞき込みました。
「何言っての、これ、犬じゃん」というのが、妻の第一声。息子の審美眼には、大きな疑いを抱いてきたのですが、ついに犬と猫を見間違えるほど錯乱してきたかと思いつつ、昆虫記者も携帯の写真に見入ります。すつるとやはり、それは「犬じゃん」。
しかし息子が「違う、違う、猫だよ」と言い張るので、よくよく目を凝らしてみてみると「猫じゃん」。
猫のお尻の模様がビーグル犬の模様になっていたのです。猫の尻尾も、まるでビーグル犬の垂れ下がった耳のようなのでした。
しかし、昆虫記者も妻も一瞬で、お尻の模様がビーグル犬そっくりと気づいたのに、写真を撮った当人は全く気付いていないとは、どういうことなのか。これは、審美眼がどうのこうのというよりも、ずっと深刻な問題のようです。