梅雨時の高尾で毎年どうしても会いたい恋人と言えば、やっぱりオオトラフコガネ(オオトラフハナムグリ)ですね。妻子持ちの昆虫記者にとっては、恋人というより愛人ですね。妻との行事があっても、すっぽかして会いに行ってしまう相手です。
なにせ、発生時期が短くて、梅雨と重なるので、週末虫ウォッチャーの身では会えるチャンスは年に1度か2度。なかなか会えないと、かえって恋心は燃え上がりますよね。
とか言っても、出会えるのはほとんどがオスです。ということは、恋人と言うのはLGBTのGということになります。目立つところにいるのはたいていオスで、しかも、これぞオオトラフという美貌を持っているのもオスなのです。先週末は3匹見つけました。
ではメスはどんなでしょうか。気になりますか。それでは、2年間に撮ったメスの写真を紹介しましょう。何だかがっかりですね。マンションを買ってあげたい愛人とは、とても言えません。やっぱりオオトラフに関しては、LGBTの道を選ぶしかないですね。