今年もコムラサキの幼虫が見つからなかったので、昆虫文学少女の麻由子ちゃん宅から1匹、若齢幼虫を分けてもらいました。
しかし、順調に終齢幼虫、蛹にまでなったのに、羽化することなく★になってしまいました。悲しい。😢
そこで少しでも悲しみを癒そうと、コムラサキの成虫が結構多い水元公園へ。かなり翅が傷んでしまっていましたが、今年も水元のコムラサキは健在でした。
コムラサキは雄の翅が紫色に見える角度で撮らないと、全く絵になりませんが、これが結構難しい。コムラサキの紫色は構造色なので、光の当たる角度がよほど良くないと、翅全体が紫色にならないのです。
これまでの経験では、やや後方から光が当たっている状態のコムラサキを、前方から撮るといい感じになることが多いかも。
光の当たり方が悪いと、まるでキマダラヒカゲのような茶色の蝶になってしまいます。紫色の輝きを完璧に撮るには、やはり自宅で羽化させた方がいいのですが、その課題はまた来年に持ち越しです。「将来の課題があって、やりがいがある」というのは、負け惜しみです。く、く、悔しい。😢