3月に紹介したリュウキュウツヤハナムグリが、その後夏に入ってどうなったか、確認してきました。やっぱり、すごいことになっていました。
リュウキュウツヤハナムグリは、沖縄、奄美方面から東京湾岸に進出して急激に勢力を拡大している虫ですね。湾岸の幾つかの公園では、まさに馬に食わせるほどいます。
なんと先日は銀座の歌舞伎座前の路上でも発見しました。きっと浜離宮あたりから進出してきたのでしょう。
温暖化やヒートアイランド現象のせいもあって、最近の東京は、気候的に沖縄化してきていると言えるのかもしれません。以前は沖縄本島以南が生息地だったと言われるヨツモンカメノコハムシも、最近は都内のほとんどの公園に進出していますね。沖縄に行かなくても沖縄の虫が採集できるって、喜ぶべきなのか、悲しむべきなのか、悩ましいです。