ポプラ並木でオオモクメシャチホコの幼虫を探していると、別の芋虫が副産物として手に入ります。「おまけ」のようなものですね。おまけなので、大した価値はありません。おまけに大きな期待を寄せてはいけまんせんね。
今回のおまけは、オオキノメイガです。初夏に折りたたまれたポプラの葉を広げると、そのの中には大抵オオキノメイガの幼虫がいます。
幼虫の姿は、他のノメイガと似た形態で、これと言って魅力があるわけではありません。なので、飼育しようなどと思う人もほとんどいません。
それでもあえて飼育すると、大して魅力のないオオキノメイガ成虫になります。それでもあえてセールスポイントを挙げるとすれば、ノメイガの仲間としてはかなり大型という点ぐらいでしょうか。
オオモクメシャチホコの幼虫が見つかった時の「おまけ」、見つからなかった時の「残念賞」のようなものです。
オオキノメイガの幼虫を飼育している人がもしいたら、それは大抵悲しい「残念賞」ですね。今年は嬉しい本命についてきた「おまけ」でした。