皇居の堀にはカワラヒワの群れも来ていました。木の枝と地面を行ったり来たりしていたので、ようやく背中の波模様を入れた全体像を写すことができました。
低い木にもとまってくれたので、群れの姿も撮れました。
「やったー。これでカワラヒワ卒業」と喜んでいると、近くのバードウォッチャーさんは、そんなものには見向きもせず、遥か遠くのヒドリガモの群れを凝視しています。「なーんだ、いつものヒドリか」と思いながら、「何かいいのがいますか」と聞くと、「アメリカヒドリ」とポツリ。
なっ、なっ、何?。大昔に猛威を振るった桜を枯らす蛾「アメリカシロヒトリ」なら聞いたことがあるけれど。
私がポカンとしていると、ウォッチャーさんは「あの右端の。ちょっと違うでしょ」。コンデジの望遠で見てみると、確かに色柄が違う鳥が1羽。
なっ、なっ、何?。大昔に猛威を振るった桜を枯らす蛾「アメリカシロヒトリ」なら聞いたことがあるけれど。
私がポカンとしていると、ウォッチャーさんは「あの右端の。ちょっと違うでしょ」。コンデジの望遠で見てみると、確かに色柄が違う鳥が1羽。
違いを認識するため、まずは葛西にいた標準的ヒドリガモの姿を覚えて下さい。
次は、遥か彼方のボケボケのアメリカヒドリです。たぶん交雑種です。
次は両者が一緒に写っている写真。左端がアメリカ君で、右端が普通のヒドリです。
さすがはウォッチャーさん。遠くの、遠くの群れの中に、微妙に違う1羽を見つけ出すスゴ技。まさにウォッチャーの鏡ですね。