虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

どこがトホシなのって感じのオサゾウムシ

 18日の代々木公園。やっとトホシオサゾウムシが撮れました。定石通りツユクサの上にいました。小さい上に動きが速く、よく飛ぶので、これまで2度撮影に失敗。3度目の正直です。でも、全然「トホシ」には見えませんね。目立つ星は2つか、せいぜい4つ。トホシと呼ばれて、その名に恥じないしっかりした十星を持っているのは、トホシテントウぐらいですね。
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 近くにシギゾウムシもいました。たぶんここに多いツバキシギゾウムシです。もうすぐツバキの実にしがみつく姿がたくさん見られそうです。
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 ゾウムシつながりで、先日東名の中井パーキングエリアの栗の木でみつけた大柄なクリアナアキゾウムシのカップルです。栗にいたのでなければ「アナアキの仲間」で片付けられてしまう地味なやつらです。
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 そしてカップルつながりで、代々木公園のカナムグラの茂みにいたキタテハです。強引な♂の求愛を♀は明らかに嫌がっています。だって、カナムグラにいるってことは、この♀はたぶん交尾済みってことですから。
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 丸まったカナムグラの葉の中には、幼虫もいました。例によって恐ろしげな毛虫です。
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