虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

台湾最南端虫めぐり① 南国ムードといえばマダラチョウ

 久々のブログ再開。南国休みボケなのでご容赦下さい。どこへ行っていたかというと、台湾最南端の墾丁(ケンティン)です。「ケンティンは今日も晴れ」という台湾ドラマの舞台になったところで、晴れの日が多いことで有名らしいです。ところが、フィリピンを襲った台風「悟空」のせいで連日大荒れでした。看板に偽りありです。
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 それでも、ちょっとお日様が顔を出すと、蝶が乱舞。さすが熱帯です。写真も大量になったので、ぼちぼちと紹介していきます。

南国ムードと言えばなんといってもこれですね。まずはマダラチョウから始めます。

リュウキュウアサギマダラは、日本で言えばモンシロチョウぐらい普通の蝶ですね。場所によってはもうこればっかりってところもあります。

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食事中のリュウキュウアサギマダラ。ちょっとやそっとのことでは逃げません

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 ヒメアサギマダラはちょっとナヨナヨした、小ぶりで頼りない感じのマダラチョウです。
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 オオゴマダラは日本最大級の堂々たる蝶です。
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 そして日本でもおなじみアサギマダラ。本州から台湾まで飛んでいくのもいるという渡りのスペシャリストですね。
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日本では去年はなかなかお目にかかれず、悪戦苦闘の末にようやくボロボロのを一匹撮ったのに、ここではなんと、嫁さんが手づかみしてしまうほど、近くにやってきます。しまいには、カメラに止まる傍若無人なやつまで出てくる始末でした。

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アサギマダラを手づかみ。ほら、そのこおばさん! 国家公園は採集禁止ですよ。

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