東京都心の大きな公園なら、最近どこでも見かけるようになったワカケホンセイインコ。冬になって木々の葉が落ちると、特にその存在が目立ちますね。
先週から今週にかけては、林試の森公園と、白金の自然教育園で見かけました。10羽ぐらいの群れで移動していることが多いようです。
太い木の洞に巣を作るようで、そんな大木がある大き目の公園に多くいます。たいていは高い枝にいるので、上空を見上げているとよく見つかります。林試の森ではプラタナスの大木の高い所で実を食べています。
止まっている時はほとんど鳴きませんが、飛び立つ際に鳴くことが多いので、鳴き声がしたら上空を見上げましょう。きれいな緑色の編隊が飛んでいくのが見えるはずです。
もともと東京の野外にインコがいるはずはなく、当然ワカケは飼育していたものが逃げ出して野生化した外来種です。でも今では、東京の冬を代表するきれいな鳥の一つになりましたね。