2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧
銀座の街角で、憧れの彼女を見つけました。声を掛けると、恥ずかし気に、ポッと頬をピンクに染めるような、そんな純真な少女。 彼女の名は、ベニモンアオリンガ。これまたツツジの植え込みにいる虫です。 ういういしい初恋のような色合いですね。そんな恋は…
「虫撮る人々のツツジ祭り」、第2弾は、グッと地味になって、ルリチュウレンジの産卵痕です。 通勤途中や昼休み、築地から銀座にかけてのツツジの植え込みに目をやると、必ずいるのがルリチュウレンジ。ルリとは名ばかりで、瑠璃色と言うより黒色の、注目度…
虫撮る人々のための春のツツジ祭り第1弾は、ツツジ昆虫トラップとツツジトゲムネサルゾウムシです。 ツツジの蕾を触って、あのベトベトに驚いた人も多いでしょう。なぜベトベトなのか。ハバチ、ゾウムシ、アブラムシとか、邪魔な虫に対する防御という面もあ…
ウスタビガと言えば晩秋の蛾ですね。千葉の里山で、今頃まで残っている繭(ヤマカマス)は、当然空っぽ。 と思って手に取ってみたら、意外にずっしりとした重量感。どうやら秋に羽化し損ねたようです。 蛹が干からびてゴミのようになっているのでしょうか。…
泉自然公園で初見の地味なコガネムシ。毛深さかを手掛かりに同定を試みたところ、恐らくカタモンコガネというやつと思われます。背中が毛深く、腹部各節からも毛がボウボウという特徴が手配書と一致します。背中の微妙な色彩も、普通種という状況証拠もそろ…
3月末の千葉市・泉自然公園。ホソミオツネントンボも少し色付いてきました。 カタクリが満開になり、サクラが五分咲きとなり、アマガエルが目を覚ます3月末。 越冬明けのホソミオツネントンボも、繁殖活動に向けて、少しずつ青い体に変身。春になると人間…
啓蟄に紹介したミノウスバの孵化直後の幼虫。春分を過ぎたら脱皮して、あの特徴的な縞々模様のイモムシに変身していました。 脱皮殻がたくさん。卒業シーズンですから、みな脱皮してマサキの葉の教室から巣立ち、それぞれの道を進んでいくんですね。 脱皮前…
埼玉秋ヶ瀬公園の土手は、菜の花の花盛り。 菜の花と言えばモンシロチョウやモンキチョウが定番ですが、テングチョウを見たのは初めて。越冬明けで待ちに待った蜜の味でしょう。 一方、菜の花にいて当然なのはナガメですね。交尾姿はいい眺めですが、もちろ…