2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧
モヒカン頭にサングラス。いかにも悪役の風貌のこの毛虫は誰。 その正体は、リンゴドクガ。やっぱり悪役の毒蛾だったんですね。でも、実はリンゴドクガは、毒はないらしいです。それに、お尻にちょこんと付いた赤い毛の束がリボンのようで、可愛らしいと評判…
高尾山周辺での昆虫観察会。イモムシ毛虫も大歓迎の心の広い観察会です。 しかし、シャチホコ蛾系の幼虫は、イモムシとも毛虫とも違う、別種の生き物のようです。。 マメ科と思われる雑草が生い茂る草原。緑の草の中に、茶色の異様な物体が。ヒメシャチホコ…
いくぜボルネオ虫紀行 animals and insects of kinabatangan ⑥ キナバタンガン川での2日目夕方のクルーズ。またまた象の群れ発見です。 3匹鼻を寄せ合ってポーズ。「ハイ、チーズ」って感じです。こいつら、本当に野生なのか。あまりにもサービス精神が旺…
高尾山での秋の昆虫観察会。今回は涙目コンテストです。 秋になるとカマキリは、子孫繁栄のためバッタを食べて、食べて、食べまくり、卵を産みます。 晩秋になると、バッタの種類も減ってきますが、成虫越冬するツチイナゴは今が盛り。幼虫と成虫が入り乱れ…
10月18日の昆虫観察会。メンバーは、昆虫写真家の森上信夫氏、必殺昆虫仕事人のI嬢、昆虫文学少女麻由子ちゃんのお母さん(麻由子ちゃんは中間テスト追い込みで欠席)という、いつもの達人たち。大混雑の高尾山口駅で待ち合わせという、向こう見ずな計…
秋はカメムシ。マユミの木と言えば、キバラヘリカメムシです。何本かマユミの木を見て回れば、ほぼ確実に見つかる、どうということのないカメムシですが、この黄色のお腹が、なかなか絵になるんです。ありきたりの虫を魅力的に撮る。これって、虫撮りの技量…
秋はカメムシの季節でもありますね。カメムシが増えるわけではありませんが、ほかの虫が減っていく中で、成虫越冬、幼虫越冬が多いカメムシが、突然大きな存在感を示すというわけです。 今回はアカスジキンカメムシ。といってもまずは卵です。葛西臨海公園で…
昆虫文学少女、新井麻由子ちゃんのボルネオ・キナバル公園探検の最終回です。 お借りした写真をスクロールしていると、な、な、なんと、ハナカマキリが写っているではありませんか。昆虫園でも、博物館でもなくて、ボルネオの自然の中のハナカマキリです。こ…
夏場は高原に居たアサギマダラが、秋風に乗って東京郊外の低山地に戻ってきました。ほとんどのマダラチョウは南方系なのに、アサギマダラは涼しい気候が好き。関東では11月初めまで、その姿を目にすることがあります。 アザミの花とアサギマダラ。絵になり…
郊外の家庭菜園の近くを歩いていたら、トマトの葉にしがみついた巨大なイモムシが路上に放り投げてありました。踏みつけられたような跡もあって、瀕死の状態です。 なんと、あの美しきクロメンガタスズメの幼虫ではありませんか。西日本が本来のテリトリーの…
アケビコノハの幼虫のいたフェンスには、ヤマイモ系の雑草も絡みついていました。ヤマイモ好きの巨大イモムシと言えば、キイロスズメですね。 葉っぱをかき分けると、ドドドーン。キイロスズメは、イモムシらしいイモムシです。でも芋と呼ぶにはあまりにも肉…
食欲の秋。焼き芋が美味しい季節です。野山では、カブトムシがいなくなり、セミが息絶えましたが、イモイモ君たちは丸々太って食べごろ、ではなくて撮りごろです。 一番見つけやすいのは、公園、駐車場などのフェンス。掃除が行き届いたきれいなフェンスは最…
いくぜボルネオ虫紀行 animals and insects of kinabatangan ⑤ キナバタンガンでの2日目の午後は、団体行動で付近の村の散策。アニマル・ウォッチング・クルーズの合間の暇つぶしのようなものなので、あまり見るべきものはありません。 なにせ、ガソリンス…
麻由子ちゃんと言えば、やっぱりナナフシです。同じボルネオの同じキナバル公園でも、誰が探すかで、見つかる虫が、全然違います。麻由子ちゃんの目で探すと、擬態の名手であるはずのナナフシの姿が次々に暴かれていきます。 熱帯ならではの苔に擬態したよう…