虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2015年、年明けの鳥見パートⅡ

2015年、年明けの鳥見パートⅡは多摩川の河川敷。虫の収獲が少ない冬、ぬいぐるみのようなエナガの姿を見ると、気持ちがなごみますね。 ジョウビタキのお嬢さんも、なかなかの美貌。 お相手は、ハンサムなこの方です。 でもジョウ君は、彼女より食事に夢…

クビキリギリスの越冬

倒木の陰でクビキリギリスが越冬してました。身を隠すには絶好の場所ですね。どこにいるか分かりますか。 近づいてみるとこんな感じ。春までずっと、この姿勢のままなのでしょうか。 「アリとキリギリス」のキリギリスは、冬にはみじめな姿になって、アリに…

アサギマダラのミステリーサークル

11日放送のNHKの「ダーウィンが来た」は、アサギマダラが主役のようですね。「真冬のこの時期にアサギマダラなんて季節外れ」って思いませんか。でも、そんなことはないんです。 虫の少ないこの時期、会いたくなるのは、八王子の小さな、小さな、アサギ…

ウソ替えで厄払い

冬になると虫が姿を隠す。そして、葉を落とした木々の間に鳥の姿が目立ってきます。虫が見つからないと、ついつい鳥を撮ってしまいます。 虫にとっては、不俱戴天の敵のモズ。この時期、虫のいそうなところには必ずと言っていいほど、モズの姿がありますね。…

師走の虫探し・その他編、ダウンを着たイモムシ

師走に出会ったその他の虫で、一番印象に残ったのは、このイモムシ。 ダウンジャケットを着込んだような装い。色使いもなかなかです。調べてみると、ホシミスジエダシャクの幼虫のようです。なぜかバナナのような葉の上にいたのですが、本来はクスノキ科の葉…

師走の虫探し・オサムシのミイラ発掘編

「師走の虫探し」の残務処理はまだ続きます。 冬のオサムシ探しの方法として、オサ掘りというのがあります。切通しの崖の土中で越冬するオサムシ類を掘り出すというものです。私はまだやったことがないのですが(そもそも都心近くでは、崩しても文句の出ない…

師走の虫探し・カメムシ編

あっという間に2014年も終わってしまいました。慌てて師走の虫探しの残務処理をしないといけません。 12月の虫探しでは、カメムシも貴重な存在ですね。 樹木名の表示板や、看板の裏などで、その姿を見かけると、普段は嫌われ者のクサギカメムシやヤニ…