虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

一度は刺されてみたい美しき電気虫(イラガ幼虫)

水元公園の柳の幼木で、コムラサキの幼虫がいないか探していたら、派手な毛虫を見つけました。きれいだからって、触ってはいけません。感電したようなビリビリとした痛みを与える電気虫ことイラガの幼虫です。美しバラには棘があると知っていても、男はつい…

肩身の狭いコムラサキと、図々しいキマダラカメムシ

水元公園は水辺の公園なので、柳の木も各種色々あります。クヌギシギゾウムシだらけのクヌギの木があって、柳の木もあるとなれば、幼虫が柳を食べて、成虫がクヌギの樹液を吸うコムラサキにとっては理想的な生息環境というわけです。 クヌギの樹液ではコムラ…

クヌギシギゾウムシとハイイロチョッキリの犯行現場を捜査

水元公園の金魚飼育施設付近には、小さなクヌギ林があります。若い木が多いので、クヌギドングリが手の届く高さにたくさんなっています。まだ緑のイガグリのような状態なのですが、この時期が食べごろなんですね。 と言っても、虫記者が食べるわけではありま…

東京の水郷でオニバス、金魚、ついでにハムシ

関東は雨ばっかりでうっとうしいですね。山に行ったらぬかるみでドロドロになりそうで、遠出する気になれません。 ならば、近場の都市公園。ということで、葛飾区の水元公園に繰り出しました。都区内最大級の公園で、手軽に水郷の雰囲気を味わえるところです…

虫食う女と虫撮る男のラブストーリー、ドットコム更新しました

時事ドットコムの昆虫記者更新しました。タイ・カオヤイの旅の第2弾は何と「昆虫ラブストーリー」。 カオヤイの昆虫濃度100%の宿で、夜ごと繰り広げられる「虫食うタイ人美女と虫撮る日本男児の壮大なラブストーリー」…なんてこと、あるわけないですね…

ルリモンハナバチの不可思議な幸せの法則

最近、高尾周辺でルリモンハナバチによく出会います。幸せを運ぶ青い蜂、ブルービーです。でも、運気が上がった感じは全然しません。 休みの日は天気に恵まれないし、ブヨに刺されて、ひどい症状になるし。ルリモンハナバチの幸せの神通力に疑問が生じますね…

腰みのを付けたフラガール集団・スケバハゴロモ

◇腰みのを付けたフラガール集団 裏高尾のクワの小枝で、腰みのを付けたフラガールの集団を見つけました。透明感のある薄緑色の肢体、ガラスのようにキラキラと輝く腰みの。スケバハゴロモの幼虫ですね。 美しい踊り姿にしばし見とれます。 シャイな踊り子た…