虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

小野路のタマムシ。多摩センターから小野路への行き方解説付き

多摩センター駅周辺の虫歩き、今回は小野路です。以前はいつも車で行っていたのですが、貧しさに負けて自家用車を廃車にしたので、もう行けないと思っていました。しかし、東京の交通網を甘く見てはいけませんね。多摩センターからバスで簡単に行けることが…

派手な柄物ストッキングが自慢のマダラアシゾウムシ

前回紹介した長池公園にも続いている「よこやまの道」は、果てしなく長いので、昆虫記者の体力では歩き切るのは不可能。長池公園と小山田の道、小野路など昆虫の穴場間の移動経路として利用するのがいいと思います。 そんな移動の途中にも、意外な収穫があっ…

長池公園のルリボシカミキリ。命の星、地球に生まれて良かったと思う瞬間

最低気温も20度を切り、めっきり秋らしくなってきましたが、真夏のネタが山ほど残っていて、何とか消化しないといけません。「別にいいじゃん、放っておけば」と言う人もいるでしょうが、そうはいかない事情が虫撮り好きにはあるのです。いつ、どこで、ど…

絶滅していなかった東京のアカマダラハナムグリ

今回は少し虫に詳しい人以外には、どうでもいい話かもしれません。話題は「絶滅していなかった東京のアカマダラハナムグリ(アカマダラコガネ)」です。東京・町田市の某所にてクヌギの樹液で見つけました。東京では絶滅種扱いのようなので、生存が確認され…

小山田の人相の悪い虫たち

東京町田市の小山田緑地編、最後は暑くて死にそうだった8月です。 人相の悪いウスバカミキリが木の洞に潜んでいました。昼間に見かけるウスバカミキリはいつもこういう洞にいます。今回のは浅い洞でしたが、大抵はもっと深い洞にいます。シロスジカミキリが…

杖を持つお爺さんと杖のようなナナフシのコラボ

東京・町田市の小山田緑地編、まだしつこく続きます。まずは風景と人物と虫を組み合わせた苦心の作から。題名は「杖を持つおじいさんと、杖のようなナナフシ」。これはもう、昆虫記者、昆虫写真家というより、昆虫詩人(誰が?)ですね。やらせでも何でもな…

ポンポンを脚に付けたチアガール風のモモブトスカシバ

多摩ニュータウン付近の昆虫散策路シリーズ再開です。東京都外への旅行自粛で、今年は多摩センター駅を中心に多摩市、町田市、八王子市を徹底攻略することに。攻略と言うとカッコイイですが、実態は、都内引きこもり型の苦渋の選択ですね。 それでも、悪い事…

犬の顔を持つ猫、あるいは犬と猫の合成生物?

今回は、ほんとうにどうでもいいネタです。 ある日、息子が携帯で、ご近所の動物写真を撮ってきました。 「可愛い猫がいたから見て」と携帯画面を見せます。息子の言う「可愛い」はいつも「どこが可愛いのか、理解不能」のことが多いので、昆虫記者と妻は「…