虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

高尾山の虫見シュラン・ガイドその27、オオゾウムシ

日影沢の頂上付近、シシウドらしきセリ科の草の大きな葉にはヒメシロコブゾウムシがたくさんいました。都会の公園ではヤツデやキヅタにいますね。 こちらは小さなシロオビアカアシナガゾウムシ。 朝方は葉の上、夕方の帰り道は、ガードレールや防護柵を眺め…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその26、クモガタヒョウモン

日影沢の蝶。木陰の山道にいたのは、サカハチチョウとオナガアゲハぐらい。 頂上付近の草原にはヒョウモンチョウがたくさん飛び交っていました。大半はクモガタヒョウモンのようでした。 あとは、あまり見たくない蛾と、イモムシ、毛虫たちです。 オオギンス…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその25、フチグロヤツボシカミキリ

日影沢の山道の途中で出会ったカミキリたちは、地味なのばかり。 アトモンサビカミミリは、サビカミキリの中では比較的分かりやすい模様です。 うーん、これは難しい。たぶんヒメナガサビカミキリではないかと思います。違うかも。 モモグロハナカミキリも目…

恒例、手乗りテングチョウ

あのテングチョウの幼虫が 蛹になって 羽化しました。すぐに飛んで行くかと思ったら、素直に手乗りしてくれました。 マンションのベランダから、街を見下ろして。その後元気に飛んで行きました。ほんの一瞬の楽しみですね。

高尾山の虫見シュラン・ガイドその24、カシルリの落とし文

イタドリはオトシブミ、チョッキリに人気の草です。 ヒゲナガオトシブミ、カシルリオトシブミ、ドロハマキチョッキリなどが寄ってきます。 日影沢の川沿いのイタドリでカシルリの細かい作業を観察。 作業開始前のカップルでしょうか。 交尾 、 そして、落と…

高尾山の虫ミシュラン・ガイド

24日の土曜は暑くなりそうだったので、涼しい日影沢から高尾を目指します。 朝方は大きな葉の上で休憩中の虫を探すのが一番効率的。 桑の葉をチェックしていると、オオッ!、ヨツモンカメムシ。生涯2度目の出会いです。こういう分かりやすいカメムシはい…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその22、怪物クロモンキリバエダシャク

日も暮れてきたので、結局大垂水峠にはたどり着けないままUターン。 すると、夕やみ迫る森の中に怪物クロモン。くまモンではありません。 正面から見ると、何が何なのか。悪魔?、閻魔大王?、それより洋物のデビルとかサタンとかの方がぴったりくる姿です…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその21、ハサミツノカメムシ♂

草戸山から三沢峠を経て南高尾山稜に向かいます。尾根道のアップダウンが結構きついです。 (左に下ると城山湖、真ん中は峰の薬師、右は三沢峠を経て南高尾山稜コース) おっ。この真っ赤な角。お前は誰だ。 正体はハサミツノカメムシの♂。ハサミムシとカメ…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその20、アオハムシダマシ

草戸峠を経て草戸山頂上への道にも、きれいな虫が。おなじみのアオハムシダマシですが、花の上で可愛い子ぶっていると、心優しいムシミシュランガイドはつい星一つあげたくなります。 あとは普通で、あまりパッとしない連中が続きます。 セアカツノカメムシ …

高尾山のムシミシュラン・ガイドその19、ナミハンミョウ、ヘリグロベニカミキリ

昔々、シャンプーの宣伝で「後姿の素敵なあなた…振り向かないで…」という歌詞の歌がありました。 大地沢の田んぼの周辺で見かけたナミハンミョウはまさにそれですね。後姿の美しいことこの上ないのですが…。 くるりと振り向くと、めっちゃ恐い顔です。「星付…

ドットコム更新「石垣島で蝶とたわむれる」

時事ドットコムの「昆虫記者のなるほど探訪」更新しました。 今回は石垣島の続編「石垣島で蝶とたわむれる」です。蝶館カビラ主人の熱虫人、入野さんが登場します。石垣を訪れた虫好きの多くがお世話になっている頼りがいのある助っ人ですね。 オオゴマダラ…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその18、アカガネサルハムシ

依然として大地沢の広場で、ザリガニ釣りの子供たちを横目にうろうろ。 アカガネサルハムシは、日本でいちばんきれいなハムシの有力候補。わざわざ高尾まで来なくても、都会の公園にもたくさんいます。でも、ノブドウがあると、ついアカガネを探してしまって…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその17、ヒゲブトハナムグリ

今回は大地沢から草戸山を経て、南高尾山稜の大垂水峠方面を目指します。 大地沢の広場って、のんびりしていていいんですよね。と、いうことで、またしても山登りの前に、低地で時間を費やしてしまいます。 すると、ヒゲブトハナムグリが何十匹も群れ飛んで…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその16、ヒゲコメツキ

北高尾山稜の縦走を断念して、一気に木下沢を下ります。 しかし、その途中では、変なやつらが待ち伏せしています。 誰だお前は。 アカボシゴマダラの終齢幼虫でした。 誰だお前は。 マメドクガの幼虫でした。モコモコの毛に触ってみたくなりますね。 そして…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその15、ドロハマキチョッキリ

前回はアオバセセリに星2つ☆☆付け忘れました。ムシミシュラン・ガイドは、興奮すると大事な採点も忘れてしまいます。 そして、今回もまた大興奮です。関場峠に近づくと、周囲はイタドリだらけに。まずは、いつものカシルリオトシブミ。 イタドリの葉をさら…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその14、アオバセセリ

キャンプ場跡からさらに木下沢林道を上っていくと川幅はどんどん細くなります。 花盛りのウツギは、虫のレストラン状態。 フタオビヒメハナカミキリがいました。極小ながら、ハナカミキリらしい気品があります。 ウスベニヒゲナガ。これまたきれいなヒゲナガ…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその13、サカハチチョウ

ようやく木下沢林道に入りました。 わりと大型で見栄えのいいカメムシいました。ハサミツノカメムシの♀かな。 ヒシベニボタル。胸部のマス目模様が面白いですね。 そしてやっと、お目当ての一つ、サカハチチョウの登場です。 ウツギの花に2匹。 春型の羽は…

茶碗蒸しの中身はカメムシ。ナガメの孵化

高尾にばかり行っていて、「近所の虫のことを忘れているのでは」との批判もありますが、そんなことはありません。 ご近所の虫の代表のようなナガメも、ちゃんと飼育してます。 ご両親は恐らくこの方たちです。 もしかすると、こちらのヒメナガメかもしれませ…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその12、イボタガ幼虫

まだまだ木下沢にはたどり着けず、下の方のハイキングコースをうろうろ。 ヒゲナガオトシブミの♂、やっと納得の写真が撮れました。このキリンのような首。大型の♂でないと、この迫力は出ません。ムシミシュラン・ガイドも納得の星1つ☆。 エノキにはテングチ…

高尾山の虫見シュランその11、ホタルカミキリ

裏高尾のハイキングコースの花には、いつもの連中が。見慣れた顔ぶれですが、一応あいさつぐらいはしておかないといけません。 クロハナムグリ。あまりにも地味だ。 コアオハナムグリ。あまりにも普通だ。 ヒラタハナムグリ。あまりにも地味で、普通で、小さ…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその10

裏高尾のハイキングコース。カメムシはいつものだけ。 エサキモンキツノカメムシは交尾に忙しくて逃げる気配がありません どこにでもいるムラサキナガカメムシもよく見るとそれなりにいい雰囲気 カワトンボが交尾でハートマークを作っていると、つい足を止め…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその9

裏高尾の町のハイキングコースからはなかなか抜け出られません。 ムネアカアワフキのような小さなやつを撮るのは、手間と時間がかかります。 シロオビナカボソタマムシの集団に襲撃されたりもします。 そして、何度来ても初めて見る虫がいるので、大変です。…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその8、忍者猿飛佐助

今回は北高尾山稜の関場峠へと至る木下沢林道を歩くことに。 しかし、林道に到達するはるか手前の裏高尾の町に沿ったハイキングコースにも、小さな虫がたくさんいて、なかなか木下沢にたどり着けません。 キクビアオハムシ、ヤツボシツツハムシ、クロボシツ…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその7、ヒメツチハンミョウ

今回は一番すいていて、山道らしい稲荷山コースで下山です。既に時は午後4時。日は落ちかけ、ハイカーも減って、一人取り残されそうな不安にかられます。 しかし、きれいなシャクガの幼虫を見つけたりすると、足を止めざるを得ません。ヒロオビトンボエダシ…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその6

一丁平から紅葉台を経て、いよいよ高尾山頂です。 途中見かけたのは、ごく普通のオトシブミばかり。 ウスモンオトシブミ、ヒメクロオトシブミ、ヒゲナガオトシブミ では、これは誰が巻いたのか。 ヒゲナガオトシブミの♂には星一つ付けたいところですが、もう…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその5、ベニヒラタムシ

今回は小仏城山を後に、一丁平へ向かいます。道端にはイカリソウ。いい花です。 普通っぽいベニボタルの仲間がたくさんいます。 立ち枯れの木にハイイロハナカミキリ。花にいてくれれば、絵になるのですが、枯れ木の上ではパッとしないですね。 隣の松らしき…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその4、ベニカミキリ

小仏城山は、茶屋もトイレも草地も花畑もあり、ピクニック気分に浸れる公園のようなところです。 小仏城山の茶屋 なぜか皆、こっち側の眺めに見入ってますが、富士山は逆方向です。 このコースのいいところは、あちこちの見晴台から雄大な富士山が望めること…

高尾山の虫見シュラン・ガイドその3、スギドクガ幼虫

バス停から小仏峠に到着するまでの上りは、日陰がちで虫が少ない感じ。 小仏の登山口です。GWなので車がいっぱい。 たまにいても、アトボシハムシとか、ミツボシツチカメムシとか、あまりに普通な連中なので☆ゼロです。 アトボシハムシ。ガードレールでは…

高尾山の虫見シュラン番付その2、エグリグンバイ

ゴールデンウィークの高速道路は渋滞地獄なので、久々に電車とバスで高尾山。午前8時12分高尾駅初のバスで小仏峠へ。 小仏のバス停に着くと、ウスバシロチョウの乱舞。まさかこんなところで、時間を浪費するとは。小一時間ウスバシロチョウを追いかけてし…

高尾山の虫見シュラン番付その1,クロフヒゲナガゾウムシ

高尾山と言えば、ミシュランガイドで三ツ星☆☆☆を獲得している観光地ですね。当然高尾の虫も、三ツ星獲得の大きな要因になっているに違いありません。 と言うことで、勝手に高尾山のムシミシュラン(虫見シュラン)開始です。 開店祝いで、大甘の採点ですが、…