虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

アサギマダラで真冬の東京でもイモムシ萌え

真冬のイモムシ探しで一番萌え萌えになるのは、アサギマダラでしょう。白、黄、黒の組み紐のような胴体の模様も萌え要素ですが、若齢幼虫のブサカワ、キモカワの顔も、捨てがたい魅力があります。 真冬のイモムシ萌え。アサギマダラのブサカワ、キモカワ系幼…

丑年の初虫詣と言えば、言わずと知れた羽無し蛾のチャバネフユエダシャク

丑年です。初詣は行きましたか。虫好きの丑年初詣と言えば、当然昆虫界のホルスタインこと、冬の羽なし蛾のチャバネフユエダシャク♀探しですね。 丑年の3密を避けての静かな初詣には、チャバネフユエダシャク探しが最適。ただし、見つかるかどうかは時の運…

秋の野山散策で意地汚く無料の食料を探す

今時になって秋の野山の味覚です。完全に一般社会と時間軸がずれているのが、常人たらぬ昆虫記者です。 ・柿 まずは代表的な秋の味覚の柿。これはほとんどの場合、所有者がいるので、勝手に取って食べることはできませんが、鳥や虫は勝手に食べています。う…

賑わう葛西臨海公園、シジミチョウの越冬にも3密の懸念?

冬の葛西臨海公園と言えば、ムラサキツバメ(蝶です。鳥ではありません)の集団越冬ですね。「ですね」って、だれも同意しないんですけど…と言われそうですが、昆虫記者的には、冬の葛西はやっぱり、何と言われようとも、ガン無視されようとも、ムラサキツバ…

幸せの青い蝶と幸せの青い鳥、真冬の対決の勝者は?

11月下旬の葛西臨海公園。晩秋から冬にかけてのこの公園の名物と言えば、ムラサキツバメ、ムラサキシジミという2種類の幸せの青い蝶ですね。なんて思っているのは、虫好き、あるいは昆虫記者のような虫バカだでです。 ムラサキツバメ、ムラサキシジミには…

虫グルメフェスで昆虫記者憧れのサゴワームを食す

11月下旬、東京駅のスクエアゼロで開かれていた虫グルメフェスに行ってきました。知らなかったけど、スクエアゼロは駅構内なので、東京経由の定期券とかない人は入場券(140円)が必要なんです(涙)。 でも、ボルネオで探して見つからず、食べられなか…

3密回避の静かな観光地チバニアンで化石と晩秋の虫撮り

GO TOトラベルの影響もあって、この3連休は各地の観光地が芋の子を洗う3密のすごい人出になってますね。新型コロナの感染者が急増していて、また緊急事態宣言とか、完全テレワークとかなるのは嫌ですよね。しかし観光地だからすべて大混雑というわけではあ…

小湊鉄道とチバニアンと新顔タマムシ

虫ばかりだと虫バカと呼ばれそう(すでに呼ばれている)なので、たまには、地球の歴史にも踏み込んでみることにしました。地球の歴史で最近有名になったのは、地磁気のN極S極が逆転した時期の地層がはっきりと分かる千葉の新名所、チバニアンですね。地磁…

イモムシ、蛹、羽化シリーズ・クロヒカゲとヒカゲチョウのどうでもいい区別

イモムシ・蛹・羽化シリーズ。今回はほとんどの人にとってどうでもいい、非常に紛らわしい2種類の蝶の区別です。その蝶は、クロヒカゲとヒカゲチョウ。どちらも日陰者で、一見蛾のように地味で、注目を浴びる事もない、虫好き以外の人々にとっては本当にど…

今年のイモムシ、蛹、羽化シリーズ。トップはやっぱりアオバセセリ

ライフワークは虫旅、虫撮りと豪語する昆虫記者としては、毎日でも虫探しに出かけたいのですが、家庭の財政事情からサラリーマンとしてデスクワークを週5日続けざるを得ないのが現実。そんな悲しい現実世界を癒してくれるのが、自宅に養子に向かえたイモム…

カマキリを洗脳し入水自殺させる悪魔のようなハリガネムシも知恵の輪と思えばかわいいかも

今回は、前回からのカマキリ繋がりです。ですが、前回の小さくてかわいいヒナカマキリから、今回の展開を連想すると、大間違いになりますので、ご注意下さい。 食事中の方、気味悪いものが苦手な方は、ここから先はご遠慮下さい。まあ、元々が昆虫ブログです…

皇居にヒナカマキリの季節到来

9月をすっ飛ばして、いきなり10月半ばの皇居周辺です。そしていきなり、日本最小のカマキリの「ヒナカマキリ」が登場です。いるんです、皇居にはヒナカマキリが。それもかなりたくさん。 毎年のように、冬にヒナカマキリの卵(卵鞘)を確認していたので、か…

今さら高尾のミヤマクワガタとアオカナブンとオオムラサキ

10月も中旬に入ろうというのに、ブログ記事はようやく8月分が終わりそうというていたらく。そんなグズ昆虫記者はだれも相手にしてくれそうにないので、傍若無人にずんずんと話を進めます。 今回は8月後半の高尾周辺です。東京都内に閉じこもっていた今年…

「変質者に注意。見てるぞ」ポスターを連想させるハグルマトモエ

まだまだ夏のネタが全く処理し切れてないので、資料整理を兼ねて、夏の小野路続編です。昆虫記者の勝手な都合で、まだブログは夏なので、秋の気分になっている大多数の方々は、スルーして下さい。 でもブログとか、昆虫趣味とかのために、毎月1~2日は祝日…

小野路のタマムシ。多摩センターから小野路への行き方解説付き

多摩センター駅周辺の虫歩き、今回は小野路です。以前はいつも車で行っていたのですが、貧しさに負けて自家用車を廃車にしたので、もう行けないと思っていました。しかし、東京の交通網を甘く見てはいけませんね。多摩センターからバスで簡単に行けることが…

派手な柄物ストッキングが自慢のマダラアシゾウムシ

前回紹介した長池公園にも続いている「よこやまの道」は、果てしなく長いので、昆虫記者の体力では歩き切るのは不可能。長池公園と小山田の道、小野路など昆虫の穴場間の移動経路として利用するのがいいと思います。 そんな移動の途中にも、意外な収穫があっ…

長池公園のルリボシカミキリ。命の星、地球に生まれて良かったと思う瞬間

最低気温も20度を切り、めっきり秋らしくなってきましたが、真夏のネタが山ほど残っていて、何とか消化しないといけません。「別にいいじゃん、放っておけば」と言う人もいるでしょうが、そうはいかない事情が虫撮り好きにはあるのです。いつ、どこで、ど…

絶滅していなかった東京のアカマダラハナムグリ

今回は少し虫に詳しい人以外には、どうでもいい話かもしれません。話題は「絶滅していなかった東京のアカマダラハナムグリ(アカマダラコガネ)」です。東京・町田市の某所にてクヌギの樹液で見つけました。東京では絶滅種扱いのようなので、生存が確認され…

小山田の人相の悪い虫たち

東京町田市の小山田緑地編、最後は暑くて死にそうだった8月です。 人相の悪いウスバカミキリが木の洞に潜んでいました。昼間に見かけるウスバカミキリはいつもこういう洞にいます。今回のは浅い洞でしたが、大抵はもっと深い洞にいます。シロスジカミキリが…

杖を持つお爺さんと杖のようなナナフシのコラボ

東京・町田市の小山田緑地編、まだしつこく続きます。まずは風景と人物と虫を組み合わせた苦心の作から。題名は「杖を持つおじいさんと、杖のようなナナフシ」。これはもう、昆虫記者、昆虫写真家というより、昆虫詩人(誰が?)ですね。やらせでも何でもな…

ポンポンを脚に付けたチアガール風のモモブトスカシバ

多摩ニュータウン付近の昆虫散策路シリーズ再開です。東京都外への旅行自粛で、今年は多摩センター駅を中心に多摩市、町田市、八王子市を徹底攻略することに。攻略と言うとカッコイイですが、実態は、都内引きこもり型の苦渋の選択ですね。 それでも、悪い事…

犬の顔を持つ猫、あるいは犬と猫の合成生物?

今回は、ほんとうにどうでもいいネタです。 ある日、息子が携帯で、ご近所の動物写真を撮ってきました。 「可愛い猫がいたから見て」と携帯画面を見せます。息子の言う「可愛い」はいつも「どこが可愛いのか、理解不能」のことが多いので、昆虫記者と妻は「…

昆虫写真家・森上信夫氏の新著は世のヘタレな人々のバイブル

昆虫写真家・森上信夫氏の新著「オオカマキリと同伴出勤」は、これまで読んだ虫系の本の中で「一番の感動の書」でした。などと言うと、どんなすごい「大発見と大冒険」の書なのかと期待する人がいるかもしれませんが、全くその逆なのです。 虫好きで、なおか…

新宿3丁目駅から徒歩5分で憧れのヤマトタマムシに会える

大都会東京の繁華街新宿には、大型の虫の中ではピカイチの美しさを誇るヤマトタマムシがたくさんいます。新宿3丁目駅で地下鉄を下車して徒歩5分ほどで、もう昆虫天国の新宿御苑に到着です。 タマムシは、虫と植物の関係・新宿御苑編のフィナーレを飾るにふ…

真夏の夜の夢、幻想世界に浸るならセミの羽化に勝るものなし

真夏の夜の昆虫幻想世界と言えば、蝉の羽化の右に出るものはないかもしれません。セミヌードと表現した人(メレ山メレ子さん)もいたように、非常にセクシーでもあります。しかも深山幽谷に赴く必要もなく、近所の公園(小さめの桜が多いところがベスト)で…

新宿御苑の植物と虫の関係を捜査

誰からも捜査依頼がないのに、新宿御苑の虫と植物の関係の捜査開始です。まずはエゴノキで、♂のウシズラ(牛面)が有名なエゴヒゲナガゾウムシを捜索します。 いました。下でエゴノキの実を食べているのが♀、上でそれを見守っているのが変顔の♂です。 エゴノ…

新宿御苑の巨大リュウゼツラン開花。数十年に一度の花を咲かせて枯死する壮絶な生涯。

カブト、クワガタ、タマムシなどで有名な(?)新宿御苑ですが、ここは植物観察にも貴重(虫より植物がメインという意見もあります)な場所です。 8月8日に訪れた際には、アオノリュウゼツランが開花していました。テキーラの原料としても有名なアロエの巨…

多摩ニュータウンは虫好きのための街?ゼフとオニアシナガゾウムシ

車を廃車にしてからは、電車で簡単に行ける昆虫スポットの探索に努めていたのですが、今年の夏はサンリオピューロランドと多摩ニュータウンで有名な多摩センター駅周辺をしつこく探索しています。去年は鎌倉周辺を執拗に探索したのですが、東京都民が他県へ…

東京都心のカブト、クワガタ探しは、田舎よりずっと楽ちんで高確率

夏休みだー。カブトムシだ、クワガタだー。という男の子たちが、デジタルゲームがあふれるこの時代にどれほど生存しているのか、はなはだ疑問ではありますが、それでもきっと、夏休みになればやっぱりカブト、クワガタ探しに明け暮れる子供たちがいるはずと…

バンのお尻はなぜ白い。素敵なヒップを自慢しているわけではないらしい。

水元公園の睡蓮の池にバンがいました。バンと言えば、ペンキを塗ったような鮮やかな赤色の額板(クチバシの上部から頭部にかけての板みたいなのをこう呼ぶそうです。ヒタイイタではなくガクバンと発音します。恥ずかしながら今回初めて知りました)と、赤と…