虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

絶滅していなかった東京のアカマダラハナムグリ

今回は少し虫に詳しい人以外には、どうでもいい話かもしれません。話題は「絶滅していなかった東京のアカマダラハナムグリ(アカマダラコガネ)」です。東京・町田市の某所にてクヌギの樹液で見つけました。東京では絶滅種扱いのようなので、生存が確認され…

小山田の人相の悪い虫たち

東京町田市の小山田緑地編、最後は暑くて死にそうだった8月です。 人相の悪いウスバカミキリが木の洞に潜んでいました。昼間に見かけるウスバカミキリはいつもこういう洞にいます。今回のは浅い洞でしたが、大抵はもっと深い洞にいます。シロスジカミキリが…

杖を持つお爺さんと杖のようなナナフシのコラボ

東京・町田市の小山田緑地編、まだしつこく続きます。まずは風景と人物と虫を組み合わせた苦心の作から。題名は「杖を持つおじいさんと、杖のようなナナフシ」。これはもう、昆虫記者、昆虫写真家というより、昆虫詩人(誰が?)ですね。やらせでも何でもな…

ポンポンを脚に付けたチアガール風のモモブトスカシバ

多摩ニュータウン付近の昆虫散策路シリーズ再開です。東京都外への旅行自粛で、今年は多摩センター駅を中心に多摩市、町田市、八王子市を徹底攻略することに。攻略と言うとカッコイイですが、実態は、都内引きこもり型の苦渋の選択ですね。 それでも、悪い事…

犬の顔を持つ猫、あるいは犬と猫の合成生物?

今回は、ほんとうにどうでもいいネタです。 ある日、息子が携帯で、ご近所の動物写真を撮ってきました。 「可愛い猫がいたから見て」と携帯画面を見せます。息子の言う「可愛い」はいつも「どこが可愛いのか、理解不能」のことが多いので、昆虫記者と妻は「…

昆虫写真家・森上信夫氏の新著は世のヘタレな人々のバイブル

昆虫写真家・森上信夫氏の新著「オオカマキリと同伴出勤」は、これまで読んだ虫系の本の中で「一番の感動の書」でした。などと言うと、どんなすごい「大発見と大冒険」の書なのかと期待する人がいるかもしれませんが、全くその逆なのです。 虫好きで、なおか…

新宿3丁目駅から徒歩5分で憧れのヤマトタマムシに会える

大都会東京の繁華街新宿には、大型の虫の中ではピカイチの美しさを誇るヤマトタマムシがたくさんいます。新宿3丁目駅で地下鉄を下車して徒歩5分ほどで、もう昆虫天国の新宿御苑に到着です。 タマムシは、虫と植物の関係・新宿御苑編のフィナーレを飾るにふ…

真夏の夜の夢、幻想世界に浸るならセミの羽化に勝るものなし

真夏の夜の昆虫幻想世界と言えば、蝉の羽化の右に出るものはないかもしれません。セミヌードと表現した人(メレ山メレ子さん)もいたように、非常にセクシーでもあります。しかも深山幽谷に赴く必要もなく、近所の公園(小さめの桜が多いところがベスト)で…

新宿御苑の植物と虫の関係を捜査

誰からも捜査依頼がないのに、新宿御苑の虫と植物の関係の捜査開始です。まずはエゴノキで、♂のウシズラ(牛面)が有名なエゴヒゲナガゾウムシを捜索します。 いました。下でエゴノキの実を食べているのが♀、上でそれを見守っているのが変顔の♂です。 エゴノ…

新宿御苑の巨大リュウゼツラン開花。数十年に一度の花を咲かせて枯死する壮絶な生涯。

カブト、クワガタ、タマムシなどで有名な(?)新宿御苑ですが、ここは植物観察にも貴重(虫より植物がメインという意見もあります)な場所です。 8月8日に訪れた際には、アオノリュウゼツランが開花していました。テキーラの原料としても有名なアロエの巨…

多摩ニュータウンは虫好きのための街?ゼフとオニアシナガゾウムシ

車を廃車にしてからは、電車で簡単に行ける昆虫スポットの探索に努めていたのですが、今年の夏はサンリオピューロランドと多摩ニュータウンで有名な多摩センター駅周辺をしつこく探索しています。去年は鎌倉周辺を執拗に探索したのですが、東京都民が他県へ…

東京都心のカブト、クワガタ探しは、田舎よりずっと楽ちんで高確率

夏休みだー。カブトムシだ、クワガタだー。という男の子たちが、デジタルゲームがあふれるこの時代にどれほど生存しているのか、はなはだ疑問ではありますが、それでもきっと、夏休みになればやっぱりカブト、クワガタ探しに明け暮れる子供たちがいるはずと…

バンのお尻はなぜ白い。素敵なヒップを自慢しているわけではないらしい。

水元公園の睡蓮の池にバンがいました。バンと言えば、ペンキを塗ったような鮮やかな赤色の額板(クチバシの上部から頭部にかけての板みたいなのをこう呼ぶそうです。ヒタイイタではなくガクバンと発音します。恥ずかしながら今回初めて知りました)と、赤と…

可愛いのは幼少の一時だけ。外来の嫌われ者になったキマダラカメムシ

最初は外来種の大型カメムシということで、ちょっと物珍しかったキマダラカメムシですが、いつの間にか関東では、ほとんどどこの公園でも見られる邪魔者、嫌われ者になりました。なにせカメムシですから、臭い。大型だから臭さも大型。在来のカメムシを圧倒…

都心のプラタナス並木を枯らす大害虫にのし上がったゴマダラカミキリ

連休真っただ中。GO TO キャンペーンですね。さあ出かけましょう。と言っても東京都民は外出はなるべく自粛。それでも、昆虫記者はGO TO 虫撮りキャンペーンです。とか言って、遠出するわけではありません。近場も近場、超近場。なんと自宅前のプラタナス並…

シンガポールの沿線昆虫ガイド㉓蝶の羽化も見られるチャンギ空港のバタフライガーデン

シンガポール・チャンギ国際空港のバタフライガーデンでは、蝶の羽化も観察できます。蛹の展示数が半端ではないので、午前中なら羽化のシーンを目撃できる可能性がかなりあると思います。大抵の蝶は、未明から明け方に羽化するのですが、ちょっとお寝坊の蝶…

シンガポールの沿線昆虫ガイド㉒チャンギ空港のバタフライガーデンで夢気分

久々に海外旅行…なんて行けるわけない。シンガポール虫旅…なんで行けるわけない。でも、たまには新型コロナウイルスなんて忘れて、夢気分に浸りたーい。ということで、今回は久々にシンガポール昆虫ガイドが復活。世界初の空港内バタフライガーデン(蝶園)…

皇居外周コースはジョガー専用にあらず。都会の昆虫オアシスでもあります

皇居の内堀にはイタドリが多いので、当然イタドリハムシがいます。イタドリは「蓼食う虫も好き好き」のタデ科の草ですが、タデ科の草には結構色々な種類の虫がいて、「蓼食う虫」の例えはあまりピンときませんね。 イタドリと言えばイタドリハムシ。皇居外周…

ツマキチョウの蛹は木のトゲにしか見えない超絶擬態

先日の日比谷公園でのヒメシロコブゾウムシ探しの後は、皇居の内堀へと移動。このあたりは桜の季節なら可憐なツマキチョウの舞い姿が見られます。しかし訪れたのは5月だったので、もうツマキチョウはいません。それでも諦めないのが昆虫記者です。 菜の花も…

精力絶倫ヒメシロコブゾウムシの交尾と恥じらいの出産と幼虫の大量発生

日比谷公園の5月の名物と言えば。うーん、何だろう。考えてしまいますね。松本楼の10円カレーは、9月ごろだったし、桜もバラも季節外れだし。 でも昆虫記者にとって、5月の日比谷公園と言えば、ヒメシロコブゾウムシです。アイビーとかヘデラとか呼ばれ…

黒鯛が何十と群れる小名木川

今回はわが家の庭のような小名木川(隅田川と荒川を結ぶ水路です)で、魚、カニなどの観察です。昆虫記者がなぜ魚なのかというと、時間がないので、やっつけ仕事ということです。 虫の記事だと妙に力が入りますが、それ以外だと、エイヤッとばかり、やっつけ…

葛西でシギとシギゾウムシを見てナス田楽を思う

葛西臨海公園で鴫(シギ)を撮る人は多いですね。シギゾウムシを撮る人は少ないです。両方撮る人はめったにいない。 鴫とシギゾウムシが両方見られる場所は結構少ないし、両方撮りたいなんて思うおかしな人はもっと少ない(昆虫記者ぐらい)です。 では、こ…

大島小松川公園に不時着した謎のUFOから宇宙人出現

大島小松川公園では、地球に不時着したと思われる未確認飛行物体(UFO)らしきものを見つけました。捏造写真ではありません。中に宇宙人が乗っているというよりは、物体そのものが、生命を有しているように見えます。 小松川公園に不時着した謎のUFOの正体は…

タコの八ちゃんを求めてアルファルファタコゾウムシを飼育するアホ

5月上旬、大島小松川公園の展望の丘を囲む斜面には、アカツメクサの花がたくさん咲いていました。アカツメクサはシロツメクサを巨大にして、花をピンクに模様替えしたような植物です。草花を愛でる清らかな乙女たちの気を引こうと、昆虫記者もアカツメクサ…

芭蕉の奥の細道の旅立ちを虫撮りで偲ぶ

「秋に添うて行かばや末は小松川」。江東区・大島小松川公園を徒歩で目指す際、昆虫記者が一句詠めり…なんて言いたいところですが、文学の素養のない昆虫記者にはそんな詩作は不可能。作者はもちろん、地元の偉人、松尾芭蕉大先生です(地元の人と知ったのは…

外出自粛中の気分をさらに暗くする見た目も性格も暗いユーカリハムシ

もうすぐ東京も緊急事態宣言解除に…と期待したいですね。そうでないと、どこにも行けない。虫撮りの一番いい季節は、梅雨入りまでの1、2カ月ですが、もう残り少なくなってしまいました。新型コロナの影響では、亡くなった方、入院中の方、破産に追い込まれ…

結婚衣装はゴージャスなコサギ。これ結婚サギ?

またまた仙台堀川公園の「野鳥の島」周辺。もういい加減、あきあきしていて外出自粛疲れもピークに達しているのですが「人間辛抱だ」とかいう古い日本人的フレーズが今こそ大事なのかもしれませんね。野鳥の島の鳥を見ていると「ああ鳥になれたら」なんて、…

ドリームアイランドの夢とは程遠い虫たち

家から歩いてドリームアイランドに行ってきました。どんな素敵なところかと、想像をめぐらせてしまった人には申し訳ありませんが、英訳するとドリームアイランドとなるのは、夢の島、ごみ埋め立てでできた江東区の人工島ですね。でも蝿公害で騒がれたゴミの…

大バン、小バンがざっくざくになってほしい。近所で初見の野鳥「バン」

もういい加減飽き飽きしてた外出自粛。緊急事態宣言延長で、まだまだ先は長そうですね。でも、近所の散歩が続くと、日頃気付かなかった以外なものを見つけたりします。 いつもの仙台堀川公園の野鳥の島に、東京では初めて見る鳥がいました。「バン」です。短…

頬をピンクに染める嬉しい出会い。ベニモンアオリンガ

近所の公園(猿江恩賜公園)で、頬をポッとピンクに染める嬉しい出会いがありました。かつての恋人にでも出会ったのでしょうか。そんな人生波乱万丈の出会いが昆虫記者にあろうはずはありません。 出会ったのはもちろん虫。ベニモンアオリンガです。黄緑の羽…