虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

オシドリ夫婦とだけは呼ばれたくない

先日出かけた千葉市の公園は、毎年オシドリがやってくることでも有名です。でも、ここのオシドリはとてもシャイ(餌付けされていないオシドリはたいていシャイなようです)で、いつも庇のように枝が張り出した木の下に隠れています。 それでも時々木陰から出…

野鳥界のドナルド・トランプ、レンジャク見っけ

ドナルド・トランプ氏がついに米大統領の座を明け渡しましたが、それと相前後して野鳥界のトランプにやっと出会うことができました。野鳥界のトランプ、野鳥界のリーゼント頭の番長と言えば、レンジャクですね。 レンジャクにはヒ(緋)レンジャクとキ(黄)…

アサギマダラで真冬の東京でもイモムシ萌え

真冬のイモムシ探しで一番萌え萌えになるのは、アサギマダラでしょう。白、黄、黒の組み紐のような胴体の模様も萌え要素ですが、若齢幼虫のブサカワ、キモカワの顔も、捨てがたい魅力があります。 真冬のイモムシ萌え。アサギマダラのブサカワ、キモカワ系幼…

丑年の初虫詣と言えば、言わずと知れた羽無し蛾のチャバネフユエダシャク

丑年です。初詣は行きましたか。虫好きの丑年初詣と言えば、当然昆虫界のホルスタインこと、冬の羽なし蛾のチャバネフユエダシャク♀探しですね。 丑年の3密を避けての静かな初詣には、チャバネフユエダシャク探しが最適。ただし、見つかるかどうかは時の運…

秋の野山散策で意地汚く無料の食料を探す

今時になって秋の野山の味覚です。完全に一般社会と時間軸がずれているのが、常人たらぬ昆虫記者です。 ・柿 まずは代表的な秋の味覚の柿。これはほとんどの場合、所有者がいるので、勝手に取って食べることはできませんが、鳥や虫は勝手に食べています。う…