虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

八王子城跡の亡霊

八王子城跡には、この季節、鬼女が出ます。惨劇の舞台となった八王子城は都内有数の心霊スポットとして有名ですから。城は豊臣秀吉軍の総攻撃を受けて1日で陥落。女、子供も首をはねられ、自害した者も多かったと言います。 25日の午後。まだ日も高いとい…

台湾最南端虫めぐり⑤ 本当にいたキマダラルリツバメ

墾丁の情報を調べていたら、古い旅行ガイドブックにキマダラルリツバメの写真がありました。ホンマにいるのかいな、と疑っていたのですが、いました。さすが地球の歩き方。 でも、虫を探しに通った森林遊楽区ではなくて、ちょいと町の観光に出かけた先にいた…

オシドリ緊急速報 押すな押すなの押し鳥

新宿御苑の日本庭園の奥のオシドリがすごい数になっています。群れで飛んでいることもあります(飛翔写真は全滅でしたが)。少なくとも50~60羽はいるのではないでしょうか。見えるのが全部ではないでしょうから、100羽ぐらいいるかもしれません。池…

やらせ番組の雪国の鳥たち

南国の鳥の後は、当然雪とたわむれる北国の鳥です。北国に行く予算がないので、東京の残雪でごまかしているはバレバレですね。出演している鳥たちも全部、いつもの東京の鳥たちです。 トップは、一番北国らしい装いのハクセキレイ。いかにも氷の国の住民のよ…

台湾最南端虫めぐり④ 鳥もすっごく地味です

虫めぐりと言いながら今回は鳥。虫ばかりでは趣味が狭いとか言われてしまいますから。 しかし、墾丁(ケンティン)の鳥は、南国とは思えない地味さでした。唯一南国的だったのが、この青い鳥。台湾はバーダーには人気がないのか、名前を調べようとしても、ネ…

台湾最南端虫めぐり③ 地味系のタテハたち

マダラチョウ以外のタテハの仲間は、なんか地味なのが多かったですね。あんまり南国らしくなくてすいません。タテハ君たちの代わりに謝っておきます。 まずは、お馴染みイシガケチョウ。隠れる時にはこんなふうに止まるのでしょうか。まるで葉脈に擬態するか…

フユシャク界のホルスタイン、大挙出現

南国ボケから現実世界に戻ろうと、厳しい寒さにもめげず、生田緑地と舞岡公園に、フユシャク探しに出かけました。 すると、ドヒャー。いるわいるわ。あのホルスタイン君がなんと、計5匹もお出迎えです。いやー、日本に帰ってきて良かった。 実はこれまで、…

台湾最南端虫めぐり② 毒々しいベニモン

東京では猛吹雪が吹き荒れる中、何とも似つかわしくない南国風景をお届けします。今回はアゲハです。 まずはオオベニモンアゲハ。体の毒々しい赤色は「食べたら大変なことになるよ」という警戒色ですね。 「駄目だって言ったでしょ。国家公園なんだから、手…

台湾最南端虫めぐり① 南国ムードといえばマダラチョウ

久々のブログ再開。南国休みボケなのでご容赦下さい。どこへ行っていたかというと、台湾最南端の墾丁(ケンティン)です。「ケンティンは今日も晴れ」という台湾ドラマの舞台になったところで、晴れの日が多いことで有名らしいです。ところが、フィリピンを…