虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

壁のひび割れではありません。冬のイモムシ探しで見つけたシャクトリムシはこんな蛾に。

 冬のイモムシ探しで見つけたシャクトリムシは、こんな蛾になりました。黒い壁にとまっていたら、まるでひび割れですね。

セスジナミシャク。黒い壁にとまっていたら、まるでひび割れ。

セスジナミシャクの幼虫の餌はアケビ類。

 名前はセスジナミシャク。確かに背中に筋がありますが、翅のイナヅマや蜘蛛の巣のように見える模様の方がずっと印象的なので、「ヒビワレナミシャク」とか「スジスジナミシャク」とかいう名前だったら、そのものズバリでいいのにな、なんて思います。

 幼虫の餌はアケビ類。アケビの葉は冬には大半が落ちてしまうのですが、幼虫越冬するようで、今回羽化したセスジナミシャクは3月初めに見つけたものです。冬には残ったアケビの葉が少ないので、越冬幼虫はわりと見つけやすかもしれませんね。

3月初めに見つけたセスジナミシャクの幼虫。何の変哲もないシャクトリ虫です。

セスジナミシャクの幼虫。赤っぽいのもいます。冬には赤くなるイモムシが結構多いですね。

セスジナミシャクの蛹の抜け殻。アケビの葉をつづって蛹化するようです。

 ベランダに放した翌日に、鉢植えのアケビを見たら、卵らしきものがあったので、もしかすると第2世代が見られるかもと期待しています。