虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

アルゼンチンからツノゼミが大挙襲来

 今回はアルゼンチンからツノゼミが大挙襲来です。アルゼンチンの虫ガール知佳さん、本領発揮です。日本にもいてほしいですね、こんなツノゼミたち。日本はかなりの昆虫大国でありながら、ツノゼミ資源には乏しい。だから、なおさら中米、南米のツノゼミに憧れてしまいます。
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 庭先、散歩に行く公園で、こんなのがあちこちの草木に張り付いていたら、興奮が止まらないですね。ピント合わせが大変な小さなツノゼミたちに振り回されて、あっという間に日が暮れてしまうことでしょう。
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 ツノゼミが大きかったらすごいのにと思うこともありますが、この小ささが魅力でもあります。小さいくせに、凝った造形。凝っていながら、植物に溶け込み一体化してしまう形状。小さいがゆえに多くの人に気付かれず、自分だけがその存在を知っているという優越感。
 ツノゼミに会うためだけに中米、南米に行きたいっていう人も多いらしいです。分かりますね、その気持ち。

 知佳さんの参加しているプロジェクトは、チーム・アルヘンティーナのブログで紹介されています。