虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

水元公園で大判、小判がザクザク。何のことかと思ったら、オオバンとバンのことです。

 葛飾区の水元公園は、毎年のように大判、小判が見つかります。花咲かじいさんの童謡のようですね。

 金貨が埋まっていると思って、一攫千金を狙う人々が押し寄せたら大変なので、訂正します。大判は鳥のオオバンのこと。小判は鳥のバンのことです。

 オオバンは毎年たくさんやってきます。バンも数は少ないですが、毎年どこかに来ているようです。

 バンは目立つ鳥ではなくて、水元では数が少ないので探し出すのは一苦労です。まさに大判、小判の宝探しのようです。でも今年も何とか1羽だけ見つけることができました。一攫千金のチャンスにはとんと恵まれない昆虫記者ですが、まずはめでたし、めでたし。

バンです。水元ではたいてい、ハスの茂みの中にいますね。

見返り美人のバン。額板とくちばしがカラフルなのが特徴です。

ついでにどこにでもいるオオバン。こいつがいないと大判、小判の歌にならないので。