虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

無料で多摩動物園の動物が(ちょっとだけ)見られる多摩丘陵かたらいの道。キノコムシの集団越冬も

 節分の頃に、多摩丘陵かたらいの道を歩いてきました。平山城址公園から多摩テック跡地の横を抜けて、多摩動物園の脇の散策路へと続く道です。ここからは、ちょっとだけですが、多摩動物園の動物たちを見ることもできます。フェンスに目隠しみたいなものが貼り付けてあって、動物園内はかなり見にくいのですが、無料なので我慢しましょう(わざわざ園内の動物を見るために、この道を歩く人はいないと思いますが、ちょっとした話題には使えるかも)。

集団越冬していたヒメオビオオキノコ。起こしちゃってごめん。

ナガニジゴミムシダマシも越冬してました。

 ジョウビタキメジロなど常連の鳥を見ながら動物園脇を進むと、まず見えてくるのはオランウータン舎。その後はカンガルー、コウノトリ、トナカイなどがちょっとだけ見られます。ゾウもはるかかなたに見えます。

 途中の倒木には、ヒメオビオオキノコとか、ナガニジゴミムシダマシとかの姿がありました。啓蟄はまだだいぶ先の季節だったので、冬眠中に起こしてしまって申し訳なかったです。m(__)m。

多摩丘陵かたらいの道のコース図。

動物園脇のコースのフェンスには目隠しみたいのが張ってあって、園内の動物は非常に見にくいです。

かたらいの道から望遠で撮ったオランウータンの親子。

カンガルー舎はわりと良く見えます。

たぶんコウノトリ

たぶんトナカイ。

はるか遠くにゾウの姿も。

今回は南平駅方面へ下って、高幡不動から上り直すコースに。南平への道が険しいのでやめた方がいいです。

高幡不動です。

きれいどころが節分の豆まきをしてました。

高幡不動裏のコース。多摩動物園脇のコース入口まで、少し街中を歩かないといけないのが欠点。

  かたらいの道は、高幡不動多摩動物園の観光を兼ねてのハイキング、虫探しのコースと言えそうですね。片側は動物園なので、あまり多くの虫の収穫は望めないですが、今回はきれいどころの豆まきを見られたのが、最大の収穫ということで。