千葉市の公園では、オトシブミ、チョッキリのカップルの恋愛が花盛りでした。メスは交尾、産卵、幼虫のための揺りかご作りなどで大忙しでしたが、オスの興味は交尾のみ。
メスの近くにいても、たいていは傍観しているだけで、作業を手伝う気は全くないようです。それどころか、揺りかごを作るメスにちょっかいを出したり、しつこく交尾したり、困った邪魔者ですね。人間のオスも、そんな邪魔者にならないよう気を付けましょう。
クヌギの葉上では、水玉模様がかわいいゴマダラオトシブミのメスが揺りかご作りに精を出していました。近くにいるオスは、隙あらば交尾しようと、チャンスをうかがっているようでした。
カエデの木では、ファウストハマキチョッキリのカップルが交尾の真っ最中。ファウストは写真で見るとイタヤハマキチョッキリに似ていますが、イタヤよりずっと、ずっと小さいので、肉眼で見ると違いは歴然です。
メスはカエデの葉を巻いているようですが、オスは背中に乗ったまま、交尾に夢中な様子。メスとしては「いい加減にしてくれ」と言いたいところでしょう。