昨年横浜市の公園近くの堆肥の中から持ち帰ったカブトムシの幼虫10匹ほどが今夏、無事蛹化し、元気に羽化したので、産地に戻してやりました。
しばらくは羽化した飼育ケースの中で飼育していたので、ケースを掃除すると卵と幼虫がたくさん出てきました。この段階から飼育するのは大変なので、これもついでに産地の腐葉土の中に戻すことに。
腐葉土の上に放した幼虫は、あっという間に土中に姿を消しました。冬になって、同じ場所を掘り返したら、放したのと同じ幼虫が立派に育った姿に再会できるかも、なんて思うと楽しいですね。
カシノナガキクイムシの被害で、樹液の出る大木の多くが伐採されてしまったので、カブト、クワガタの生存には厳しい環境になっていますが、この公園はまだましな方で、この日も、昼間にもかかわらず自然発生のカブト、クワガタを何匹か見かけました。大人になっても、カブト、クワガタに出会うと、小学生の頃の夏休みの虫取りを思い出して(もう捕まえることはないですが)、何だかワクワクします。