昨日は超高級住宅街の田園調布で、昆虫文学JDの真由子ちゃんのお母さんとの虫探しでした(今やJDの真由子ちゃんは試験勉強で忙しく参加できず)。なにせ田園調布なので、大した虫はいないと高をくくって、ほとんどの時間は付近のオシャレなレストランと喫茶店で、あたかも田園調布の住人のように(とてもそうは見えないでしょうが、気分だけ)、ぜいたくな時を過ごし、その合間に1時間ほど多摩川台公園を散策。「まさか、カブトとかクワガタとかはいないよね」などと冗談を飛ばしていたら、真由子ママが何と、本当にカブトムシを見つけてしまいました。
ちょっと羽化不全で下羽がはみ出していましたが、立派な角を持った大型のオスでした。すごいぞ田園調布。
キマダラセセリがたくさんいたので、ついでにイネ科の葉を巻いた中にいるはずの幼虫を探してみました。
記憶にあるイチモンジセセリ、チャバネセセリと違う顔の幼虫を見つけたので「きっとこれがキマダラセセリの幼虫ですね」などと無責任なことを言ってしまったのですが、翌日に脱皮すると、あれあれ、チャバネセセリ幼虫の顔に変わってしまいました。真由子ママさん、すいません、嘘を言いました。
ついでにもう一つ嘘の告白です。エゴの木の虫こぶを、エゴネコの手と教えてしまいましたが、あれはエゴネコ足です。
猫の手も借りたいとか、招き猫とか、猫と言えば手の印象があったので、ついネコの手と言ってしまいました。すいません。