一気に寒くなりましたね。虫たちもこごえていることでしょう。大型のクモの中では、寒さに強いジョロウグモも、そろそろ年貢の納め時。
でも、暖かい荒川河川敷の秋ヶ瀬公園では、11月19日時点では、こんな元気そうなのもいました。
とは言え、ほとんどのジョロウグモは息絶え絶え。まさに虫の息の状態でした。
そして、この時期ならではの感動的シーン。最後の力を振り絞って産卵したジョロウグモの♀は、痩せた体で卵の上に覆いかぶさり、そのまま息絶えていきます。
毎年今頃見るシーンですが、涙なしには語れません。ファインダー越しの姿が、涙でゆがんで見えます。なーんてね。それは、ピントが甘いことの言い訳でした。