まず目にしたのは、虫ではなく鳥。なにせここは野鳥の森ですから。セグロセキレイが駐車場前の家の瓦屋根の上で行ったり来たりしています。

よく見ると、2羽いるのですが、互いに一定の距離を保って右往左往。間隔1メートル以上は近づきもせず、遠ざかりもせず。夫婦喧嘩でもして、仲直りの機会をうかがっているのでしょうか。鳥の習性にはくわしくないので、ついそんな人間的なことを考えてしまいます。

次はヤツデの花に集まる獲物を待ち構えるハラビロカマキリ。冬に一番虫が集まる花の一つはヤツデ。なかなか賢いカマキリです。

しかし、花に来ていたのはなんと、キイロスズメバチ。かなりの強敵です。血で血を洗う死闘が繰り広げられそうですが、そんなものにかまっている暇はありません。目指すはオオキンです。

もったいぶって、話は次回に続きます。なにせ、今夜は皆既月食という大天体ショーの日。10分おきにベランダに出て月を眺めなければなりません。