一攫千金の予感

　何を思ったか、突然三浦半島の城ヶ島にいってきました。以前はよく釣りに行ったところです。実は、クロマダラソテツシジミが生き残っていないかなんて、期待を抱いていたのですが、ここにはほとんどソテツがありませんでした。ネットで調べたら、もっと根元の厨子、葉山方面の方が可能性が高いようで、暖かくなったらまた出直しです。
そんなわけで、仕方なく、息子と磯遊びです。ここは海鵜の群棲地として有名らしく、切り立った崖にたくさん鵜の姿が見えました。

　磯の潮溜まりでは、息子がたくさんタカラガイを見つけました。ピカピカの宝石みたいな貝です。帰ってからネットで調べたら、キイロダカラという名で、中国で貨幣として使われたこともあるとのこと。ネット上で１つ２００円とか、３００円とか値段が付いていて、まさにお宝貝なんだなと、納得しました。

　そこで、貝を並べて「大金持ちになれますように」。パン、パンと、お祈りです。「いまさら、どうあがいても無理でしょ」と言いながら、妻もパン、パンと手をたたいていました。