2012-02-25 電車おたくのホシゴイ 鳥 #生物学 春うららの金曜日、会社帰りに皇居の外堀に行きました。昔はよくここで、クチボソ釣りとかやったものです。ふと見ると、土手の中ほどに大きな鳥。ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)のようです。じーっとどこかを見つめながら、微動だにしません。茂みの中に隠れているならともかく、かなり目立つ場所に立っています。1時間後に見に来ても、同じところにいます。 堀を隔てた向こう岸には、中央線が走っていて、電車が通るとホシゴイの目がキラリと光ります。そうです、ホシゴイは電車おたくだったのです。黄色やオレンジの電車が通り過ぎるのを、いつまでも、いつまでも、飽きずに眺めていました。 堀の土手には、とてつもない数のムクドリがいました。木の上にもいます。 ムクドリはどうしてこう群れたがるのでしょうか。夜になると、駅前の街路樹などに何百羽も集まっているのをよく見ます。ここのムクドリのねぐらはどのあたりなのでしょうか。一斉に飛び立つと、新宿方面に消えて行きました。