虫撮る人々

地球は人間の所有物と思ったら大間違い。虫も獣も鳥もいる。昆虫記者の私的ブログです。

ミズイロオナガの尻尾はふさふさ

 7日の港区自然教育園。狙っていたアカシジミはコナラの樹冠を一周してどこかへ消えて行きました。そんなつれないアカシジミに比べて、ミズイロオナガシジミは下草でじっとしていて、近寄っても少し移動するだけ。撮って、撮ってとねだっているようで、愛着がわきます。
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 尾錠突起の先がフサフサになっているのに、今回初めて気付きました。お前の方がアカシジミよりずっと可愛いよ。
 
 エノキの近くのススキに、だいぶ大きくなったナナフシがいました。エノキを食べた後、わざわざ移動してススキに擬態しているのだとしたら、知恵者ですね。
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 オオクモヘリカメムシは子作りの最中でした。
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 アオカメノコハムシの幼虫です。この仲間は、いつも脱皮殻と糞で作った蓑をかぶっています。蓑の下はどうなっているのか気になって、ちょっと蓑を持ち上げてみました。見ない方が良かったですね。不気味さが増しただけでした。
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 「本日の蛾」は、この日出会ったビロードハマキです。極彩色のゴキブリに見えるのは私だけでしょうか。
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